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[季節] 仲夏を主に三夏(6月を主に5月から7月)動物季題
 
[季題] (あゆ)
 
[副題] 鮎解禁(あゆかいきん) 鮎釣(あゆつり)
    鮎料る(あゆれうる/あゆりょうる)
    鮎を食む(あゆをはむ) 鮎の宿(あゆのやど)
 
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 北海道西部以西に生息する。万葉時代から捕獲され食べられてきた。
 
 夏場を河川上流部の石の多い清流で過ごす鮎は姿といい気品といいまた味といい川魚の王。
 
 夏上流で過ごした鮎は秋になると川を下り中下流で産卵し孵化した幼魚は海や琵琶湖に下り冬は海(湖)中で過ごす。
 
 春6p前後になった若鮎は川を遡り上流に至り成魚となる。
 
 成魚は20p前後で所によっては尺(30p)にまで育つこともあるという。
 
 鮎は産卵すると死んでしまうことから年魚また西瓜の香りのような独特の香りがあることから香魚とも呼ばれる。
鮎の俳句 清月俳句歳時記/野田ゆたか遍のページです。例句は原則として文語旧仮名遣いで詠まれた有季定型の伝統的俳句を取り上げています。清月俳句会の歳時記 June haiku a glossary of seasonal words for haiku poets noda yutaka/[季節] 仲夏を主に三夏(6月を主に5月から7月) 動物季題[季題] 鮎(あゆ)[副題] 鮎の宿(あゆのやど)▼副題『鮎解禁』の例句へ▼副題『鮎釣』の例句へ ▼副題『鮎料る』の例句へ▼副題『鮎を食む』の例句へ 北海道西部以西に生息する。万葉時代から捕獲され食べられてきた。夏場を河川上流部の石の多い清流で過ごす鮎は姿といい気品といいまた味といい川魚の王。夏上流で過ごした鮎は秋になると川を下り中下流で産卵し孵化した幼魚は海や琵琶湖に下り冬は海(湖)中で過ごす。春6p前後になった若鮎は川を遡り上流に至り成魚となる。成魚は20p前後で所によっては尺(30p)にまで育つこともあるという。鮎は産卵すると死んでしまうことから年魚また西瓜の香りのような独特の香りがあることから香魚とも呼ばれる。/鮎の俳句 早瀬鮎光となりて走りけり 土屋 勝/鮎の俳句 その昔紀伊の御漁場鮎の淵 森木恭生/鮎の俳句 覗き見る鮎黒黒と外かばた 奥田不二子/鮎の俳句 天然の色ひときわに鮎売らる 樋口千恵/鮎の俳句 分水嶺南へ鮎の川となる 松山寿美/鮎の俳句 鮎の宿夜通し聞こゆ瀬音急 土井木賊/鮎の俳句 足半を並べ干しある鮎の宿 稲福昌一