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宏一撮影／浮見堂

宏一撮影／十六夜

宏一撮影／案山子

宏一撮影／辛夷

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「月刊清月」では、相対評価は行い
佳句作者順に登載しています。

清月俳句会　平成２６年９月の出句から　清月句会主宰　野田ゆたか　／法師蝉の俳句　白杖の歩み止めたる法師蝉　森戸しゆじの俳句／鈴虫の俳句　鈴虫や遠夜の空に微かなり／虫の声の俳句　浮見堂ぐるり取巻く虫の声　木村宏一の俳句／露草の俳句　露草の儚さ滲む藍の色／秋灯の俳句　秋灯や拡大文字の電子辞書／秋刀魚焼くの俳句　抜け道の此処もあそこも秋刀魚焼く　駒田暉風の俳句／桐一葉の俳句　照り翳る陣屋の白洲桐一葉　石崎そうびんの俳句／天高しの俳句　火口湖のかぎりなき蒼天高し／秋の蝶の俳句　籠堂に紛れこみたり秋の蝶／桔梗の俳句　桔梗の雨に濡れ行く風情かな　石川順一の俳句／夜業の俳句　恐らくは夜業の人の帰りかな／男郎花の俳句　男郎花流るる風に逆らはず　橋本幹夫の俳句／鮭上るの俳句　石狩に青き空あり鮭遡る／邯鄲の俳句　　邯鄲の声の中ゆく夜汽車かな／木犀の俳句　木犀の匂ひ香りて想ふ里　志村万香の俳句／風の盆の俳句　寂しさを隠して踊る風の盆／金木犀の俳句　金木犀路地いつせいに匂ひ初む　池下よし子の俳句／秋うららの俳句　拓本の歌碑打つたんぽ秋うらら／鳥渡るの俳句　潮風に鳥渡り来る船泊り／蟋蟀の俳句　蟋蟀や一番に鳴く厨口　山口美琴の俳句／桔梗の俳句　桔梗咲く源氏の館古都の旅／秋の蚊の俳句　秋の蚊や耳元に来て何告げる／蕎麦の花の俳句　高原を天へ繋げて蕎麦の花　清水恵山の俳句／花のの俳句　サロベツの花野の果てや利尻富士／貴船菊の俳句　蹲に手水の音や貴船菊／間引き菜の俳句　間引菜のさみどりからむパスタかな　筒井省司の俳句／木犀の俳句　木犀の香気に行ったり来たりかな／良夜の俳句　連れ潮にエンジン軽き良夜かな　田村公平の俳句／夜寒の俳句　天空へ湯けむり昇る夜寒かな／秋高しの俳句　越屋根の繰糸場跡秋高し／秋麗らの俳句　樹の下に愛犬の墓秋うらら　渡邉春生の俳句／小鳥来るの俳句　小鳥来る動物園の休園日／高きに登るの俳句　足腰を鍛へ高きに登りけり／秋灯の俳句　学ぶこと道のり遠き秋灯下　後藤允孝の俳句／稲架の俳句　稲架かけて畝傍の里の夕間暮／木犀の俳句　木犀の匂へる路に順路なき／秋彼岸の俳句　この石も先祖の一人秋彼岸　瀬尾睦夫の俳句／木槿の俳句　指さしてあれも木槿と教へらる／梨の俳句　梨狩りや大玉狙ふ肩車／吾亦紅の俳句　廃線の鉄路に紅く吾亦紅　白根鈴音の俳句／露の俳句　草の香の零るるさきの露の玉／穴惑いの俳句　草中にぬらりのらりと穴惑ひ／野分の俳句　一湾の闇を深めて野分涛　野田ゆたかの俳句／ほたる草の俳句　土石流ありしは昔ほたる草／猫じゃらしの俳句　吹く風に飄々とじやれ猫じやらし