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[季節] 晩夏を主に三夏(7月を主に5月から7月) 時候季題
===== このページは例句のみを掲出しています。=====
「涼し」の副題『風涼し』の例句のページです。
暑い日に吹くわずかばかりの涼しさを運ぶ風のこと。
風涼しの俳句 清月俳句歳時記/野田ゆたか遍のページです。例句は原則として文語旧仮名遣いで詠まれた有季定型の伝統的俳句を取り上げています。清月俳句会の歳時記 July haiku a glossary of seasonal words for haiku poets noda yutaka/[季節] 晩夏を主に三夏(7月を主に5月から7月) 時候季題このページは例句のみを掲出しています。=====「涼し」の副題『風涼し』の例句のページです。暑い日に吹くわずかばかりの涼しさを運ぶ風のこと。『涼し』の本題へ戻る▼副題『朝涼』の例句へ▼副題『夕涼』の例句へ▼副題『涼風』の例句へ▼副題『風涼し』の例句へ▼副題『星涼し』の例句へ▼副題『灯の涼し』の例句へ▼副題『声涼し』の例句へ▼副題『音涼し』の例句へ▼副題『堂涼し』の例句へ▼副題『館涼し』の例句へ/風涼しの俳句 胸突きの磴は百段風涼し 村上唯志/風涼しの俳句 風涼しオランダ風車廻る丘 山口正秋/風涼しの俳句 風涼しかぶる角度の婦人帽 松山寿美/風涼しの俳句 湖風の囁き涼し浮御堂 門田窓城/風涼しの俳句 風涼し人工島のエアポート 岡崎桜雲/風涼しの俳句 その昔禁裏の森の風涼し 森本恭生/風涼しの俳句 風涼し百花綜乱ハーブ園 奥田不二子/風涼しの俳句 百幹の竹林抜ける風涼し 辻多津子/風涼しの俳句 田を渡る風の涼しき仏間かな 清水恵山/風涼しの俳句 頂上の風の涼しきハーブ園 吉野濃菊/風涼しの俳句 爽涼の風の高さへ登りけり 近藤清女/風涼しの俳句 山門の句碑渡り来る風涼し 嶋きさ子/風涼しの俳句 樹々の間を通り抜け来る風涼し 本田敏子/風涼しの俳句 心経を唱え終りて風涼し 橋本幸子/風涼しの俳句 大井川木橋を渡る風涼し 戸本文雄/風涼しの俳句 さらさらと嘘も方便風涼し 池下よし子/風涼しの俳句 通勤の渡舟涼しき風と乗る 山本とも江/風涼しの俳句 四囲に聞く木々の語ひ風涼し 池田幸恵/風涼しの俳句 ナイターの風の涼しき勝利戦 八島厚子/風涼しの俳句 どの子にも涼しき風の吹く木陰 瀬戸田一史/風涼しの俳句 浜風の涼し御旅所船守杜 伊藤悦子/風涼しの俳句 縁台を出して涼しき路地の風 夏目泰果/風涼しの俳句 風涼し異国情緒の港町 吉野濃菊/風涼しの俳句 山路来て川瀬を渡る風涼し 原口澄子/風涼しの俳句 小路より小路に涼し風を追ひ 桜田貞子/風涼しの俳句 登り来て一陣の風涼しかり 山田笑子/風涼しの俳句 浜風の涼しき夜の船留り 上野和子/風涼しの俳句 篁の風の涼しき嵯峨野かな 水野良子/風涼しの俳句 日の落ちて庭樹に風の涼しかり 津田鴻林/風涼しの俳句 ハーブ園香り纏ひし風涼し 田中薙子/風涼しの俳句 別棟の風の涼しき札所かな 野田ゆたか