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[季節] 仲夏(6月)         時候季題
 

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梅雨に入るの俳句 清月俳句歳時記6月の時候の俳句のページです。例句は、清月俳句会の投句及び廃刊俳誌「引鶴」の雑詠句或いは芭蕉俳句などから抽出しています。有季定型伝統俳句の歳時記のページです。編者野田ゆたかは、平成28年1月現在、インターネット俳句「清月」を主宰しています。[季節] 仲夏(6月)時候季題このページは例句のみを掲出しています。「入梅」の副題『梅雨に入る』の例句のページです。▼季題の『入梅』のページへ リンク「入梅」の副題『梅雨入(ついり)』の例句ページへ リンク「入梅」の副題『梅雨入り』の例句ページへ リンク<例句><例句>梅雨に入るの俳句 梅雨に入るまこと真黒き雲ひろげ 門田窓城/梅雨に入るの俳句 パソコンのマウス走らず梅雨に入る 高橋泉也/梅雨に入るの俳句 捗らぬ農に手古摺り梅雨に入る 南部静季/梅雨に入るの俳句 生駒嶺の霧ひて梅雨に入りしかな 宇都宮美智子/梅雨に入るの俳句 地玉子の仄かなぬくみ梅雨に入る 飯岡良一/梅雨に入るの俳句 頬撫でる風の湿りや梅雨に入る 清水恵山/梅雨に入るの俳句 拭き込まる地蔵の祠梅雨に入る 池下よし子/梅雨に入るの俳句 鉄筋の赤錆浮いて梅雨に入る 田村公平/梅雨に入るの俳句 側溝の音高まりて梅雨に入る   駒田暉風/梅雨に入るの俳句 新品の長靴はきて梅雨に入る 小林圭子/梅雨に入るの俳句 電柱の影濃く巷梅雨に入る 新庄一雄/梅雨に入るの俳句 回復に向かひつつあり梅雨に入る 森島緋紗江/梅雨に入るの俳句 さっぱりと机上片づけ梅雨に入る 杉山春萌/梅雨に入るの俳句 雲厚く気分も滅入り梅雨に入る 前田甲山/梅雨に入るの俳句 次女進路まだ定まらず梅雨に入る 大場比奈子/梅雨に入るの俳句 張り紙に雨漏り注意梅雨に入る 中山泰山/梅雨に入るの俳句 梅雨に入る坊ちゃん電車客ひとり 渡邉春生/梅雨に入るの俳句 酒蔵の大戸重たし梅雨に入る 柏村陽子/梅雨に入るの俳句 猫の眼のキラリと光り梅雨に入る 八島厚子/梅雨に入るの俳句 しみの浮く桐の箪笥や梅雨に入る 保坂道子