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[季節] 初春(2月) 植物季題
===== このページは例句のみを掲出しています。=====
「下萌」の副題『草萌ゆる』の例句のページです。
草萌ゆるの俳句 清月俳句歳時記 月の植物俳句のページです。例句は、インターネット俳句清月俳句会の投句及び廃刊俳誌「引鶴」の雑詠句或いは芭蕉俳句などから抽出しています。有季定型俳句 伝統俳句の歳時記のページです。編者野田ゆたかは、平成24年1月現在、インターネット俳句「清月」を主宰しています。
<例句>/草萌ゆる俳句 岬鼻の牧の起伏の草萌ゆる 稲福昌一/草萌ゆる俳句 顕彰碑土手に傾ぎて草萌ゆる 西村舟津/草萌ゆる俳句 二三歩に転ぶ幼なに草萌ゆる 長峰 勇/草萌ゆる俳句 淀殿の住みし跡とや草萌ゆる 高橋泉也/草萌ゆる俳句 柔らかき雨の音なり草萌ゆる 伊藤悦子/草萌ゆる俳句 草萌ゆる大地の息吹歴然と 山本とも江/草萌ゆる俳句 ふるさとは山河を負ふて草萌ゆる 湯沢正枝草萌ゆる/草萌ゆるの俳句 地の鼓動確と兆して草萌ゆる 岸田剣生/草萌ゆるの俳句 草萌ゆに驚きの目や朝な朝な 岩井純子/草萌ゆるの俳句 草萌ゆる又よみがえる池の土手 吉岡英子/草萌ゆるの俳句 草萌ゆる湖岸の径の柔らかし 佐藤美和子/草萌ゆるの俳句 踏み石を持ち上ぐほどに草萌ゆる 山中明石/草萌ゆるの俳句 弛みなき天地の恵み草萌ゆる 森島緋紗江/草萌ゆるの俳句 震災の土手の穴にも草萌ゆる 田村公平/草萌ゆるの俳句 草萌ゆる家なき跡地夫恋ふ 柏村陽子/草萌ゆるの俳句 草萌ゆる園に子犬と戯れて 保坂道子/草萌ゆるの俳句 胴着きせ犬の散歩や草萌ゆる 鈴木かね