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[季節] 初春(2月)         植物季題
 

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草青むの俳句 清月俳句歳時記2月の俳句・植物の俳句ページです。例句は、有季定型伝統俳句の歳時記です。編者野田ゆたかは、平成22年1月現在、ホトトギス及び未央で指導を仰ぐとともにインターネット俳句「清月」を主宰しています。 [季節] 初春の俳句(2月の俳句) 植物季題 「下萌」の副題『草青む』の例句のページです。 季題の『下萌』のページへ リンク 「下萌」の副題『草萌』の例句ページへ
<例句>/芝青むの俳句 芝青む城跡に建つ藩主像 西川寿賀子/草青むの俳句 草青む野に十八の埴輪窯 稲福昌一/草青むの俳句 遊具みな塗替へられて草青む 林 雄次郎/草青むの俳句 参道の飛石の間に草青む 阿形公枝/草青むの俳句 草青む日々の尊さ知りし年 岩本幸子/草青むの俳句 蹲踞の溢るる水に草青む 藤戸寿枝/草青むの俳句 朝の陽を柔らに返し草青む 野田ゆたか/草青むの俳句 草青む馬の歩軽き草千里 稲福昌一/草青むの俳句 野球なら素直に聞く子草青む 田村公平/草青むの俳句 土手青むひと日一句の暮しから 橋本幹夫/草青むの俳句 百草の青む遅速の子規の庭 大畠宮子/草青むの俳句 石畳裂け目継ぎ目の草青む 中山泰山/草青むの俳句 札立てて更地そのまま草青む 渡辺伝三/草青むの俳句 海に向くブランコの傍草青む 堀江桃雀