令和4年7月(晩夏)の俳句季語集 編者は清月庵主(大阪府枚方市)の野田清月です。
青字は当月、黒字は仲春を主に三春に用いられる季題を示します。
赤字は、陰暦に関わる季語を示します。
（）は、本年の当該日又はその初日並びにその府県名などを示します。
（）は、本年の当該日又はその初日並びにその府県名などを示します。
§ 時 候 七月 文月 盛夏 極暑 夜の秋 秋近し 半夏生(2) 小暑(7) 土用(20) 大暑(23) 土用丑(23) 梅雨明(暦) 晩夏
涼し 露涼 晩夏(7~8/6) (~28)水無月・文月(29~)
§ 天 文 炎天 日盛 西日 片陰 朝曇 夕〔焼・凪〕 喜雨 赤富士 旱 御来光 円虹 雲海 虹 夏霧 雷 スコール 雲の峰 夏の雨 夕立
§ 地 理 雪渓 お花畠 青田 日焼田 田水沸く 瓜畑 土用浪 赤潮 夏〔の山・の海・潮〕 麻畑 滴り 噴井 滝 泉 清水
§ 生 活 ［衣］ 羅 甚平 芭蕉布 帷子 上布 水着 汗袗 汗手貫 白靴 腹当 晒布 浴衣 白絣 衣紋竹
［食］ 水飯 鴫焼 胡瓜もみ 茄子漬 瓜漬 茗荷汁 梅干 暑気払い 乾瓜 土用〔蜆(20)・鰻(23)〕 水貝 水中り
茹小豆 麦炒粉 〔洗・沖〕膾 〔夏・船〕料理 背越 飯饐る 鮓 干飯 冷〔奴・索麺・麦・汁〕 冷し中華 泥鰌鍋 飯笊 氷餅
＜飲料＞ 枇杷葉湯 桃葉湯 梅酒 振舞水 〔葛・氷・砂糖・ソーダ〕水 〔甘・冷・麦〕酒 焼酎 冷し珈琲 飴湯 麦茶 サイダー ラムネ
＜菓子＞ 氷菓 水羊羹 葛饅頭 白玉 心太 葛餅 蜜豆 アイスクリーム
［住］ 打水 篭枕 竹床几 冷房 風機 冷蔵庫 金魚玉 露台 滝殿 泉殿 造り滝 夏〔館・座敷・炉〕 ハンモック 花茣蓙 簟 風鈴
［働］ 干瓢干す 漆掻 瓜番 〔菅・藺〕刈 醤造る 醤油造る 〔牛・馬〕冷す 水〔番・喧嘩〕 晒井 氷室 天草取 夜店 毛虫焼く
麻刈 稗蒔 海女 荒布〔刈る・干す〕 岩魚釣
［涼］ 納涼 裸 肌脱 花氷 袴能 水狂言 川床 蓮見 ナイター 跣足 噴水 水〔からくり・中花・盤・遊〕 蒲筵 夏芝居 箱庭 浮人形
円座 日除 釣忍 散水車 端居 髪洗う
［休］ 夏休 林間学校 海水浴 泳ぎ プール キャンプ バンガロー 登山 日焼 水鉄砲 ボート ヨット 船遊 箱釣
［他］ 暑気中り 日射病 日向水 暑中見舞 虫干 避暑 帰省 雨乞 日傘 扇 団扇 ハンカチーフ サングラス 香水 掛香 水虫
夏〔風邪・痩〕 編笠 灯涼し 昼寝 汗 汗疹 夜濯 寝冷 行水・定斉売・毒消売・香じゅ散・涼み浄瑠璃(昔)
金魚売・起し絵・新内ながし・着茣蓙・寝茣蓙・天瓜粉・外寝・霍乱・脚気・コレラ・赤痢・ぎゃく(昔)
§ 行 事 〔山・川・海〕開 峰入(奈良) 富士山開・富士詣(1) 山笠(福岡2) 朝顔市(東京6) 鬼灯市(東京9) 名古屋場所(10) 閻魔詣(16)
祇園祭(京都17) 海の日(18) 野馬追(福島24) 天神祭(大阪25) 堺の夜市(大阪31)
※ [盂蘭盆]・[地蔵盆]・[星祭]及び[七夕]は月遅を取上げ８月[初秋]に記載しています。
§ 動 物 落し文 斑猫 蝉 空蝉 〔兜・髪切・天道・玉・金亀・毛・船・夜光〕虫 雷鳥 紙魚 〔金・岩〕魚 鱧 海月
§ 植 物 ［木］ 青〔山椒・柿・胡桃・葡萄・林檎〕 海紅豆 ユッカ ハイビスカス 夏萩 野牡丹 はまなす 夾竹桃 百日紅
〔沙羅・さびた・合歓〕の花 病葉 茉莉花 海桐の花
［草］ ＜多年草＞ 青鬼灯 仙人掌 浜木綿 ダリア 百合 胡蝶蘭 風蘭 灸花 破れ傘 射干 岩鏡 蓮 えぞにゅう(東北以北)
〔独活・虎杖・烏瓜・芭蕉・石斛〕の花 〔鷺・竹煮・梅鉢・駒・花魁・麒麟・布袋・岩煙〕草 夕菅 風知草 石菖 苧 金魚藻
＜１・２年草＞ 千日紅 松葉牡丹 水葵 〔糸瓜・瓢・棉〕の花 〔夏・蝦夷・松葉〕菊 〔含羞・日日・百日・縷紅・月見〕草
蒲 蒲の穂 麻 帚木 すべりひゆ
［食］ 青唐辛 トマト 茄子 瓜 胡瓜 甜瓜 バナナ マンゴー メロン 早桃 パイナップル 新藷 若牛蒡 茗荷の子 夕顔
〔胡麻・玉蜀黍〕の花 夏蜜柑 荒布 昆布
［他］ ブーゲンビレア 月下美人 草いきれ 駒繋 睡蓮 土用芽 凌霄花 蘇鉄の花 巖松 海蘿 一つ葉 海松 絹糸草
