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宏一撮影／向日葵

宏一撮影／鷺草

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「月刊清月」では、相対評価は行い
佳句作者順に登載しています。

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平成年月インターネット清月俳句会作品集　主宰　野田ゆたか。Hp管理人　野田ゆたか。

清月俳句会　平成２７年８月の清月句会出句から　・稲の花の俳句　風抜けてこぼれて匂ふ稲の花／森戸しゆじ・露の俳句　葉の露は揺られて揺れて元の位置／木村宏一・秋の俳句　山頂にケーナの音色風は秋／木村宏一・渋搗の俳句　渋搗くやぶつぶつ泡の独りごと／木村宏一・夜長の俳句　夜長しまたも見返すテレビ欄／駒田暉風・運動会の俳句　号笛に園児駆け出す運動会／駒田暉風・鰯雲の俳句　あの山が次の札所や鰯雲／石崎そうびん・新豆腐の俳句　伏流水尽きることなし新豆腐／石崎そうびん・踊唄の俳句　奥美濃に一揆の歴史踊唄／石崎そうびん・赤のままの俳句　赤のまま風に靡いて恙無し／石川順一・蛍の俳句　暗闇に残る蛍を解き放つ／橋本幹夫・カンナの俳句　カンナ燃ゆたつた一人のためにだけ／橋本幹夫・野路の秋の俳句　ゆるやかに下るせせらぎ野路の秋／橋本幹夫・迎火の俳句　迎火やおかへりなさいを声にして／池下よし子・秋薔薇の俳句　鉢植ゑの小振りながらも秋薔薇／池下よし子・原爆忌の俳句　絶やさじと若き語りべ原爆忌／池下よし子・星祭の俳句　健康は老いの願ひや星祭／山口美琴・虫の音の俳句　虫の音に安らぎもらふ仕舞風呂／山口美琴・秋草の俳句　雑草も季節移りて秋草に／山口美琴・窓の秋の俳句　単線の眺めて飽きぬ窓の秋／清水恵山・流灯の俳句　流灯の離れつ寄りつ遠ざかる／清水恵山・千石豆の俳句　故郷の誇る野菜や千石豆／清水恵山・秋の雨の俳句　コーヒーの香る狭庭に秋の雨／筒井省司・芙蓉の俳句　曇日に咲けどひと日の白芙蓉／筒井省司・秋草の俳句　名も知らぬ秋草を手に散歩道／筒井省司・秋鯖の俳句　秋鯖の縞丸々と朝の浜／田村公平・盆明けの俳句　盆明けて人が波打つターミナル／田村公平・星涼しの俳句　位置の線決める天測星涼し／田村公平・葉鶏頭の俳句　葉鶏頭夕日を近く引き寄せて／渡邉春生・蜩の俳句　人の声蜩の声神木に／渡邉春生・露の俳句　芋の露硯の海に静まりて／渡邉春生・盂蘭盆の俳句　古里のしきたり多き盆供養／後藤允孝・涼み舟の俳句　夕闇の川面彩る納涼船／後藤允孝・青柿の俳句　青柿やいさかひ絶えぬ青二才／後藤允孝・生身魂の俳句　腕白も今は昔や生身魂／瀬尾睦夫・かき氷の俳句　飛ぶやうに売れていちごのかき氷／瀬尾睦夫・門火の俳句　星々の瞬くばかり門火跡／瀬尾睦夫・底紅の俳句　底紅の彩の失せゆく日暮かな／野田ゆたか・稲妻の俳句　稲妻の夜半の静寂を掻き乱す／野田ゆたか・涼しの俳句　早起は一文の得説き涼し／野田ゆたか