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宏一撮影／津和野(島根県)の躑躅祭

選句は、作者別に絶対評価を行い各３句以内を抽出して
入会日順に掲示をしています。
出句者間の相対評価は行っていません。

宏一撮影／卯の花

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平成２３年５月　インターネット清月俳句会作品集　主宰　野田ゆたか。青嵐の俳句　幾重にも風重なりて青嵐　森戸しうじ。五月風の俳句　これで良しと思うことあり五月風　森戸しうじ。花疲れの俳句　花疲れいつもの風の里となり　森戸しうじ。新緑の俳句　新緑に誘い込まれて風となり　木村宏一。花卯木の俳句　雨上り丘に予期せぬ花うつぎ　木村宏一。風薫るの俳句　風薫る駅前広場の姉妹像　湯澤正枝。花冷えの俳句　花冷の遠嶺へ朝日燦々と　湯澤正枝。五月の俳句　朝日受け冨士の耀く五月かな　湯澤正枝。青葉風の俳句　御垣内木沓の音と青葉風　駒田暉風。田植唄の俳句　エンジンの音に替わり田植唄　駒田暉風。桜の実の俳句　実桜の塾し輝く日和かな　酒井牧人。銀杏若葉の俳句　赤門を入れば銀杏青葉かな　酒井牧人。鳥帰るの俳句　神島の影を遥かに鳥帰る　石崎そうびん。初蝶の俳句　初蝶の風の強さに押されがち　石崎そうびん。遍路道の俳句　海光に白衣の映ゆる遍路道　石崎そうびん。春雷の俳句　春雷や落着きぶりが小刻みに　石川順一。初夏の俳句　この夢は初夏の明るさ一心に　石川順一。虹鱒の俳句　虹鱒の鱗の光る朝かな　橋本幹夫。たかんなの俳句　たかんなの雨後にもつとも育ちけり　橋本幹夫。子供の日の俳句　つなぐ手の小さきぬくもりこどもの日　橋本幹夫。葉桜の俳句　葉桜や午後は座椅子で船を漕ぐ　橋本典子。五月の俳句　ふかぶかと君の五月の煙草かな　橋本典子。筍飯の俳句　御目出度き兆し筍飯を炊く　橋本典子。しらす干すの俳句　しらす干す夫婦寡黙に忙しなく　金城博之。新緑の俳句　おはようと新緑映る丸眼鏡　金城博之。菫の俳句　撓垂れし菫少女の手より受く　金城博之。花菖蒲の俳句　花菖蒲江戸系肥後系咲き競ひ　池下よし子。明易しの俳句　水脈引いて出で行く漁船明易し　池下よし子。水遊びの俳句　水遊びシャッターチャンス捉へけり　池下よし子。芍薬の俳句　勺薬の誉れ高きを競ひ合ふ　山口美琴。マーガレットの俳句　マーガレット花占ひの少女達　山口美琴。若葉風の俳句　赤子の手ひらいてとじて若葉風　山口美琴。早苗月の俳句　山裾の水音早き早苗月　足立山渓。五月雨の俳句　五月雨や古き駅舎の奥三河　足立山渓。桐の花の俳句　桐咲くや昔医院の築地塀　足立山渓。春薔薇の俳句　春薔薇何かいいことありさうな　志村万香。花水木の俳句　はなみずき町に真つ直ぐ咲き綴る　志村万香。万緑の俳句　黙々と万緑の景今きずく　志村万香。薫風の俳句　縄跳びの子等薫風を廻しをり　清水恵山。夏に入るの俳句　雑草と戦ふ準備夏に入る　清水恵山。老鴬の俳句　老鶯や一息入れて次を待つ　清水恵山。薄暑の俳句　蔀戸の開け放たれて寺薄暑　野田ゆたか。花散るの俳句　夕風やマロニエの花散る別れ　野田ゆたか。葉桜の俳句　葉桜や句碑に流れゆく月日　野田ゆたか。Hp管理人　野田ゆたか。