▼次へ

▼次へ

▲前へ

▲前へ

▼次へ

▼次へ

宏一撮影／黄葉

宏一撮影／稲架

選句は、作者別に絶対評価を行い各３句以内を抽出して
入会日順に掲示をしています。
出句者間の相対評価は行っていません。

この写真は、出句函のものを複写しました。
写真をクリックすると拡大します。

▲前へ

▲前へ

先頭へ

先頭へ

平成２１年１１月　インターネット清月俳句会作品集　主宰　野田ゆたか。烏瓜の俳句　枯れきつて直に垂るるや烏瓜　長嶺　勇 。七五三の俳句　駆け出して袴引きづる七五三　長嶺　勇。時雨れるの俳句　時雨るるや大琵琶模糊に崩れえり　長嶺　勇。草紅葉の俳句　草紅葉仰げる空に思うこと　木村宏一 。稲架の俳句　稲架一つ残しておりし棚田かな　木村宏一 。紅葉の俳句　紅葉をパノラマに見る露天風呂　木村宏一 。落ち葉の俳句　落葉して甲斐霊場の石だたみ　湯浅正枝。初冬の俳句　有線放送初冬の空へ響きけり　湯澤正枝 。冬の月の俳句　茎樽に水まん満と冬の月　湯澤正枝 。冬支度の俳句　あれこれと指折り数え冬支度　駒田暉風。冬支度の俳句　掘割の鯉は深みに冬支度　駒田暉風。冬の月の俳句　座礁船曝して更けぬ冬の月　酒井牧人。小春日の俳句　小春日や人に馴れ寄る神の鹿　酒井牧人。菊日和の俳句　紅白の干菓子賜り菊日和　石崎そうびん。きぬかつぎの俳句　衣被まじめな顔で聞流す　石崎僧びん。菊の俳句　大手門潜れば菊の大将軍　石崎僧びん。枯芒の俳句　枯芒風くつがへし電車過ぐ　有馬やよこ。石蕗の花の俳句　水揚げも程よく活けり石蕗の花　有馬やよこ。文化の日の俳句　襲名の落語を聞きて文化の日　有馬やよこ。文化の日の俳句　パレードや空晴渡る文化の日　有馬たく。枯蟷螂の俳句　枯蟷螂身をゆさぶりて守の構　有馬たく。冬に入るの俳句　銀嶺を見せて石鎚冬に入る　有馬たく。二の酉の俳句　二の酉や店をはみ出て唐の芋　橋本幹夫 。初霜の俳句　初霜や今朝の一歩を踏み出せば　橋本幹夫 。行秋の俳句　行く秋や使ひ古しの単語帳　橋本幹夫 。神無月の俳句　底抜けに笑ふことあり神無月　橋本典子。茶の花の俳句　茶の花に置いてきぼりの三輪車　橋本典子。木の葉髪の俳句　何遍も鏡見てゐる木の葉髪　橋本典子。山紅葉の俳句　鎌倉や貝吹地蔵の山紅葉　金城博之。黄落の俳句　黄落やパン屋ガラスを曇らする　金城博之。小菊の俳句　休耕の畑や小菊のにぎやかに　金城博之。冬の夜の俳句　冬の夜やあの世の父と話したき　志村小雪 。冬の空の俳句　接続詞なきごと暮れて冬の空　志村小雪 。団栗の俳句　団栗が頻りに落ちる山路かな　石川順一。室の花の俳句　太字なる祝開店の室の花　池下よし子。雪吊の俳句　雪吊の松のいくとせ兼六園　池下よし子。冬に入るの俳句　手習ひの墨新しく冬に入る　池下よし子。木の葉の俳句　木の葉いま生駒颪に乗る軽さ　野田ゆたか。茎漬の俳句　茎漬で足りる茶粥でありしかな。鷹渡るの俳句　蒼天の気流を見せて鷹渡る。Hp管理人　野田ゆたか。