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選句は、作者別に絶対評価を行い各３句以内を抽出して
入会日順に掲示をしています。
出句者間の相対評価は行っていません。

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宏一撮影／霧氷

宏一撮影／梅

和行撮影／雪原

和行撮影／鷽

これら写真は、出句函のものを複写しました。 写真をクリックすると拡大します。

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平成２１年２月　インターネット清月俳句会作品集　主宰　野田ゆたか。山茱萸の花の俳句　赤銅の莟ほぐして山茱萸咲く　長嶺勇。片栗の花の俳句　片栗の花に少女をふと思ふ　長嶺　勇。水温むの俳句　水底を濁し棲むもの水温む　長嶺　勇。梅園の俳句　梅園の移り香乗せてバスツアー　木村宏一 。梅園の俳句　梅園に香り溢れて人の波　木村宏一 。霧氷の俳句　登り来て霧氷の育つ青い空　木村宏一 。下萌えの俳句　下萌の明るき牧場子牛啼く　湯澤正枝。寒紅梅の俳句　甲斐信濃隔てて谷の寒紅梅　湯澤正枝 。桃の花の俳句　桃の花一足早きハウスかな　湯澤正枝 。余寒の俳句　足音が急いで通る余寒かな　駒田暉風 。冬篭もりの俳句　冬籠り明日はいでんと靴磨き　駒田暉風。余寒の俳句　躓いて己が歳知る余寒かな　駒田暉風。雪原の俳句　雪原や迷ひて辿る獣道　岩本和行。雪明りの俳句　薄暗き厨に今朝の雪明かり　岩本和行。鷽の俳句　ふぃふぃと鷽近く鳴く夕べかな　岩本和行。初音の俳句　吟行の歩み止めたる初音かな　酒井牧人。梅祭りの俳句　梅祭吾児も一句を投じけり　酒井牧人。蜆の俳句　釣天狗しじみを掻きておりにけり　酒井牧人。寒明くの俳句　老僧の喝と一声寒明くる　石崎そうびん。月朧の俳句　微かなる木簡の文字月おぼろ　石崎僧びん。黄沙降るの俳句　韃靼といふ民在りし黄沙降る　石崎僧びん。春日和の俳句　孫つれて句会参加の春日和　有馬やよこ。梅の俳句　光満つ川面に梅の影揺るる　有馬やよこ。春の川の俳句　さらさらと瀬音楽しき春の川　有馬やよこ。梅の俳句　雨粒を宿して梅の夜明かな　有馬たく。春の鳥の俳句　青空に枝を揺らして春の鳥　有馬たく。紅梅の俳句　紅梅やいま朝月の消えんとす　有馬たく。雪道の俳句　急ぐほど足を取られる雪の路　橋本幹夫。独活の俳句　独活和えて夕べ厨に野良語る　橋本幹夫 。春一番の俳句　通り過ぐバイク追ひ越し春一番　橋本幹夫 。余寒の俳句　送られし饂飩をすする余寒かな　橋本典子。白梅の俳句　白梅の咲いて深空の青さかな　高柳ゆうこ 。春日の俳句　春日や巨船を包む波の綺羅　高柳ゆうこ。梅二月の俳句　溢れゐし絵馬の奉納梅二月　高柳ゆうこ。春の雪の俳句　舞上りつつ舞降りる春の雪　北井古石。盆梅の俳句　盆梅の満開前と言ふ見頃　野田ゆたか。猫の恋の俳句　漆黒の闇を深めて猫の恋　。涅槃絵の俳句　涅槃絵や泣明したる鼠の絵。Hp管理人　野田ゆたか。