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選句は、作者別に絶対評価を行い各３句以内を抽出して
入会日順に掲示をしています。
出句者間の相対評価は行っていません。

和行撮影／鴨

宏一撮影／初富士

宏一撮影／初御空パレード

和行撮影／雪嶺

これら写真は、出句函のものを複写しました。 写真をクリックすると拡大します。

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平成２１年１月　インターネット清月俳句会作品集　主宰　野田ゆたか。初みくじの俳句　振袖も小枝に結ぶ初みくじ　長嶺勇。なずな粥の俳句　さみどりの命いただく薺粥　長嶺　勇。猿廻しの俳句　境内をどつと湧かせて猿廻し　長嶺　勇。初御空の俳句　夢乗せてパレード進む初御空　木村宏一。淑気の俳句　淑気満つ大地に起ちて富士の山　木村宏一 。初雪の俳句　初雪の身じろぎもせず猫の背　湯澤正枝。どんどの俳句　燃え終る頃の賑わいどんど焼き　湯澤正枝 。初景色の俳句　見慣れたるさとの明るき初景色　湯澤正枝 。初春の俳句　初春や喜寿の老爺に燗二本　駒田暉風 。初あかねの俳句　初茜いつしか掌合わせ居り　駒田暉風。初日の出の俳句　我儘に生きて生かされ初日の出　駒田暉風。雪嶺の俳句　産土の神降臨す雪の嶺　岩本和行。松飾りの俳句　百年の柱祝ひて松飾　岩本和行。雪嶺の俳句　雪嶺は神の砦か岩襖　岩本和行。初日の出の俳句　初日の出瑞光庭の松にかな　酒井牧人 。去年今年の俳句　大河の瀞のごとあり去年今年　酒井牧人。屠蘇の俳句　辞儀行儀正して一家屠蘇祝ぎぬ　酒井牧人。初明りの俳句　ご神木仰ぐ梢の初明り　石崎そうびん 。初詣の俳句　大吉の籤に声あげ初詣　石崎僧びん。朝市の俳句　冬ぬくしの俳句　朝市の老婆の訛冬ぬくし　石崎僧びん。水仙の俳句　水仙や日を浴ぶ庭に咲き初むる　有馬やよこ 。侘助の俳句　車庫入れやふと侘助の咲くを見て　有馬やよこ。寒椿の俳句　伊部焼にひともと赤し寒椿　有馬やよこ。寒鯉の俳句　寒鯉のうごかぬ影の太さかな　有馬たく。初日の出の俳句　寂光の竹の青さや初日の出　有馬たく。松の雪の俳句　しんしんと声聞こゆかに松の雪　有馬たく。初詣の俳句　初詣大願成就の絵馬は丑　橋本幹夫。冬灯の俳句　黙祷の水面に映る冬灯　橋本幹夫 。鏡餅の俳句　床の間にずしりと置けり鏡餅　橋本幹夫 。鏡餅の俳句　大小のあまり差のなき鏡餅　橋本典子。賀状の俳句　添筆の滲む賀状のあたたかし　橋本典子。風邪の俳句　移されし我に遅れず夫の風邪　橋本典子。冬桜の俳句　参拝を真似ゐる稚児や冬桜　高柳ゆうこ 。七種の俳句　七種と共に摘み来し日の匂ひ　高柳ゆうこ。寒鴉の俳句　鎮もれる昭和の半鐘寒鴉　高柳ゆうこ。大寒の俳句　大寒の天睨み据え鬼瓦　北井古石。冬の鳥の俳句　冬の鳥みなきびきびと動きけり　北井古石。初明りの俳句　金剛の山並しかと初明り　北井古石。初明りの俳句　離陸待つ一機一機に初明り　野田ゆたか。野水仙の俳句　夕映をとどめて岬の野水仙。日脚伸ぶの俳句　大時計見上ぐる日脚伸びてをり。Hp管理人　野田ゆたか。