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宏一撮影／照紅葉

宏一撮影／入日

選句は、作者別に絶対評価を行い各３句以内を抽出して
入会日順に掲示をしています。
出句者間の相対評価は行っていません。

和行撮影／栃巨木

これら写真は、出句函のものを複写しました。
写真をクリックすると拡大します。

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平成２０年１１月　インターネット清月俳句会作品集　主宰　野田ゆたか。時雨の俳句　時雨るるも斜めに日差ありにけり　長嶺　勇。銀杏散るの俳句　風あるもなくも散るなり大銀杏　長嶺　勇。冬満月の俳句　西空に冬満月の色褪せり　長嶺　勇。冬に入るの俳句　山なみを斑に染めて冬に入る　木村宏一。秋入日の俳句　秋入日波頭を染めて泡と消ゆ　木村宏一。照紅葉の俳句　白壁に影移し行く照紅葉　木村宏一。柿すだれの俳句　柿すだれ甲斐連山の峯白し　湯澤正枝。初時雨の俳句　籾殻の燃えかすけぶる初しぐれ　湯澤正枝。神の留守の俳句　千年の欅伐られて神の留守　湯澤正枝。谷紅葉の俳句　此処だけに光集めて渓紅葉　駒田暉風。照紅葉の俳句　独り占め峠の道の照紅葉　駒田暉風。刈り入れの俳句　刈入のエンジンの音大薬缶　駒田暉風。芋洗うの俳句　笊芋の洗ひたてたる白さかな　岩本和行。朝時雨の俳句　青石の塀を濡らして朝時雨　岩本和行。冬来るの俳句　年忌表捜す仏間に冬来る　岩本和行。勤労感謝の日の俳句　靴磨く妻や勤労感謝の日　酒井牧人。凍鶴の俳句　凍て鶴に光が三すじ雲間より　酒井牧人。菊の俳句　菊大輪棋羅と並べり白寿邸　酒井牧人。葛の花の俳句　山城へ七つ道あり葛の花　石崎そうびん。爽やかの俳句　爽やかや檜の匂ふ寺普請　石崎そうびん。月の俳句　山越えの月を戴き能舞台　石崎そうびん。冬菊の俳句　手折来し冬菊のある夕餉かな　有馬やよこ。冬夕焼けの俳句　名花活く窓に染め入る冬夕焼　有馬やよこ。草紅葉の俳句　尋ぬれば友待ちゐたる草紅葉　有馬やよこ。小春の俳句　ビルの間の城煌めける小春かな　有馬たく。菊日和の俳句　修復の成りし仁王に菊日和　有馬たく。紅葉の俳句　一夜あけ紅葉とかはる石手川　有馬たく。紅葉の俳句　灯されて放生池に夜の紅葉　橋本幹夫。落ち葉の俳句　落葉せし金比羅父との石だたみ　橋本幹夫。牡蛎筏の俳句　灯台の灯に眠りゐる牡蠣筏　橋本幹夫。ありの実の俳句　島原の有の実育ち子守歌　橋本典子。冬至南瓜の俳句　母と煮し冬至かぼちやを卓に揃ゑ　橋本典子。桜紅葉の俳句　手をつなぐ桜紅葉に山嵐　橋本典子。文化の日の俳句　文化の日だねと彼方にメールする　木村玲子。冬来るの俳句　閑けさも音色のひとつ冬来る　高柳ゆうこ。水澄むの俳句　水澄めり橋の向かうは隣町　高柳ゆうこ。冬の川の俳句　倒木の渡してありし冬の川　高柳ゆうこ。初しぐれの俳句　山寺の鐘鳴る宵や初時雨　北井古石。錦秋の俳句　錦秋を海へとどけよ黒部川　北井古石。銀杏散るの俳句　銀杏散るそれぞれ空に別れ告げ　北井古石。初霜の俳句　初霜の気配流るる星明り　野田ゆたか。木の葉の俳句　木の葉いま生駒颪に乗る軽さ　野田ゆたか。冬晴れの俳句　冬晴や釣竿宙に弧を描く　野田ゆたか。
Hp管理人　野田ゆたか。