▼次へ

▼次へ

▲前へ

▲前へ

▼次へ

▼次へ

宏一撮影／案山子

宏一撮影／待宵月

和行撮影／松虫草

和行撮影／稲穂

選句は、作者別に絶対評価を行い各３句以内を抽出して
入会日順に掲示をしています。
出句者間の相対評価は行っていません。

これら写真は、出句函のものを複写しました。
写真をクリックすると拡大します。

▲前へ

▲前へ

先頭へ

先頭へ

平成２０年９月　インターネット清月俳句会作品集　主宰　野田ゆたか。毬栗の俳句　掌にそつとのせたる栗の毬　長嶺　勇。敬老の日の俳句　赤飯のぬくもり届く敬老日　長嶺　勇。虫時雨の俳句　草叢の踏むもためらふ虫時雨　長嶺　勇。案山子の俳句　村おこし棚田の案山子紅を引く　木村宏一。街宵の俳句　待宵に雲流れ来て茜さす　木村宏一。彼岸花の俳句　開花待つ畦刈込みて彼岸花　木村宏一。天高しの俳句　軽やかに鍬振る農夫天高し　湯澤まさえ。涼しの俳句　白樺や湖に遊べば涼しかり　湯澤まさえ。天高しの俳句　茶の接待有難く受け天高し　湯澤まさえ。敬老日の俳句　敬老日あれあの人もこの会に　駒田暉風。敬老日の俳句　ひらがなの祝の手紙敬老日　駒田暉風。残暑の俳句　碧空に瓦は残暑を照返し　駒田暉風。蕎麦の花の俳句　蕎麦の花十日見ぬまの花盛　岩本和行。まつむし草の俳句　薄青き松虫草を訪ねけり　岩本和行。りんどうの俳句　竜胆や十三佛の信濃山　岩本和行。萩の俳句　句を成して萩のトンネル二度くぐる　酒井牧人。月見酒の俳句　月見酒酔いては能を舞いにけり　酒井牧人。月の俳句　湖の面雲母と輝りて月明し　酒井牧人。現の証拠の俳句　古戦場げんのしようこの花踏みて　石崎そうびん。夏山の俳句　ゴンドラへ夏山の襞迫り来る　石崎そうびん。揚花火の俳句　裏庭の四角な空や揚花火　石崎そうびん。秋海棠の俳句　庭の隅犇きありて秋海棠　有馬やよこ。猫じゃらしの俳句　猫じやらし風と私と子らがゐて　有馬やよこ。芒の俳句　丈高く風満ち庭の矢筈芒　有馬やよこ。葛の花の俳句　藪川にどさりと重し葛の花　有馬たく。萩の俳句　萩風や山ゆらぐ池見てをりぬ　有馬たく。とんぼの俳句　蜻蛉のすいすい渡るちぎれ雲　有馬たく。梨狩の俳句　梨狩やガイドに一個持ち帰る　橋本幹夫。石榴の実の俳句　実石榴の割れて器に置き溢る　橋本幹夫。相撲の俳句　浄め塩打つて童の角力かな　橋本幹夫。小菊の俳句　汚れなど知らぬ小菊や清々し　高原洋子。秋風の俳句　秋風に洗いざらしのトレーナー　高原洋子。虫の音の俳句　虫の音に耳傾けて夢の中　高原洋子。秋祭りの俳句　石段に下駄を鳴らして秋祭　木村玲子。月夜の俳句　ベランダを開けて雲間の月夜かな　木村玲子。秋の暮の俳句　対岸にわが影とどく秋の暮　高柳ゆうこ。稲雀の俳句　マネキンの顔の剥落稲雀　高柳ゆうこ。竹の春の俳句　しづもれる塔の礎石や竹の春　高柳ゆうこ。秋灯の俳句　函館の俳句　秋灯を眼下に函館時流る　北井古石。秋の川の俳句　奥入瀬や木の間木の間の秋の川　北井古石。秋の水の俳句　物思ひ汲めば重たき秋の水　北井古石。秋の風の俳句　最北の鉄路が終わる秋の風　斉藤博之。蝉時雨の俳句　蝉しぐれ古都に静かな持仏堂　斉藤博之。秋の野の俳句　秋の野に仲睦まじく道祖神　斉藤博之。露の俳句　万の露育てし苑の夜明かな　野田ゆたか。萩の花の俳句　略史読み終へて順路の萩の花　野田ゆたか。萩祭の俳句　萩祭あすに控へて咲き競ふ　野田ゆたか。Hp管理人　野田ゆたか。