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宏一の作句の景

暉風の作句の景

選句は、作者別に絶対評価を行い各３句以内を抽出して
入会日順に掲示をしています。
出句者間の相対評価は行っていません。

岐阜県本巣郡根尾村にある
「根尾桜」日本三大巨桜の一つ
　　　　　　　　　　　薄墨桜

奈良県宇陀市内
にある大野寺の
　　　　枝垂桜

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平成１９年４月　インターネット清月俳句会作品集　主宰　野田ゆたか。春光の俳句　池の鯉浮いて春光吸込めり　長嶺　勇。新入生の俳句　新入生背中いつぱいランドセル　長嶺　勇。新入生の俳句　登校は兄が引率新入生　長嶺　勇。春泥の俳句　春泥の道なき道をゆくランナー　森戸しうじ。竹の秋の俳句　竹の秋透きて開ける風の道　森戸しうじ。散る花の俳句　散る花をそのままにして狭庭かな　森戸しうじ。花見の俳句　お地蔵も御召し替えして花見かな　木村宏一。花の寺の俳句　仏像を拝み忘れて花の寺　木村宏一。桜の俳句　木蓮と桃従えて瀧桜　木村宏一。花びらの俳句　吹く風に花びらこぼす野立傘　駒田暉風。花筏の俳句　瀬で裂かれ叉結ばれし花筏　駒田暉風。春の俳句　幾千年春再びと根尾の花　駒田暉風。桜の俳句　時流れあの日の桜また散りぬ　松竹すすむ。春の宵の俳句　春の宵新たな出会い胸躍り　竹松すすむ。初蝶の俳句　初蝶やあどけさ残る舞姿　竹松すすむ。享保雛の俳句　享保雛三百年の肌へかな　岩本和行。春泥の俳句　春泥や鼻緒切らるヽ狐道　岩本和行。薇の俳句　ぜんまいの耳にも胼胝や姥の愚痴　岩本和行。雪解の俳句　滝の水怒声あげ落つ雪解かな　酒井幸雄。春の月の俳句　春の月明かりを航けり伊勢海路　酒井幸雄。鴬の俳句　鶯や峠へのぼる山坂路　酒井幸雄。花万朶の俳句　杜氏らの帰る日の来て花万朶　野田ゆたか。葱坊主の俳句　種として残す不屈の葱坊主　野田ゆたか。桜餅の俳句　酒豪とは昔のことよ桜餅　野田ゆたか。Hp管理人　野田ゆたか。