選句は、作者別に絶対評価を行い各３句以内を抽出して
入会日順に掲示をしています。
出句者間の相対評価は行っていません。

勇の句

淑気＝しゅくき。正月の天地に漂う「めでたい気配」を表現する感覚的な季語。

和行の句

親しらず＝新潟県糸魚川市にある通称地名。親不知(おやしらず)

市振＝いちぶり。新潟県南西部、青海町の地名。昔、越中と越後との国境の地

　　　として関所が置かれた。

　　　芭蕉が「一家に遊女も寝たり萩と月」と詠んだ土地。

宏一撮影／ディズニーランド

宏一撮影／寒牡丹

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これら写真は、出句函のものを複写しました。

平成１９年１月　インターネット清月俳句会作品集　主宰　野田ゆたか。屠蘇の俳句　神棚に捧げし屠蘇を分かちけり　長嶺　勇。淑気の俳句　参道の松籟さやか淑気満つ　長嶺　勇。初詣の俳句　初詣人の渦には逆らへず　長嶺　勇。初夢の俳句　初夢はディズニーシーで見得を切り　木村宏一。賀状の俳句　職辞せば賀状に趣味の色を濃く　木村宏一。寒牡丹の俳句　寒牡丹散りてぽつんと残る笠　木村宏一。初春の俳句　初春や見慣れた山も威儀正す　駒田暉風。老の春の俳句　願ふ事一つ増やして老の春　駒田暉風。初春の俳句　大漁旗の俳句　初春や潮風受けて大漁旗　駒田暉風。鏡餅の俳句　鏡餅真空パックの味気なく　竹松すすむ。鏡開きの俳句　鏡開ぜんざいにして皆さんに　竹松すすむ。賀状の俳句　遅れしも届く賀状に安堵かな　竹松すすむ。雪しまきの俳句　雪しまき戸板の渋き面構へ　岩本和行。吹雪の俳句　海廊や吹雪吹き上ぐ親しらず　岩本和行。冬の凪の俳句　市振や蜑の家並に冬の凪　岩本和行。御降の俳句　御降の音と聞きとめをりしかな　野田ゆたか。初詣の俳句　諸作法を孫に教へて初詣　野田ゆたか。寒雀の俳句　寒雀軒に祇園の裏小路　野田ゆたか。Hp管理人　野田ゆたか。