山仕事終へ蜩を背なに聞く 長嶺 勇
ほつと消ゆ線香花火なほ闇に
新しき岐阜提灯に燭灯す
朝顔のなほも屋根まで咲きにけり 森戸しうじ
稲の香やでき立ての道通り来し
愛犬も一族となり盆供養
向日葵の花向い逢いにしひがし 木村宏一
花火消え煙の残る星の夜
開け放ち男独りの大昼寝 駒田暉風
暫くは言葉重たき昼寝覚め
昼寝覚め視点は未だ夢の中
生字引落丁もあり生身魂 野田ゆたか
町会長踊つて見せて輪を作る
霊迎ふ火の高からず老夫婦
選句は、作者別に絶対評価を行い各3句以内を抽出して
入会日順に掲示をしています。
出句者間の相対評価は行っていません。
宏一の句/向日葵
宏一の句/花火
平成18年8月 インターネット清月俳句会作品集 主宰 野田ゆたか。蜩の俳句 山仕事終へ蜩を背なに聞く 長嶺 勇。線香花火の俳句 ほつと消ゆ線香花火なほ闇に。岐阜提灯の俳句 新しき岐阜提灯に燭灯す。朝顔の俳句 朝顔のなほも屋根まで咲きにけり 森戸しうじ。稲の俳句 稲の香やでき立ての道通り来し。盆供養の俳句 愛犬も一族となり盆供養。ひまわりの俳句 向日葵の花向い逢いにしひがし 木村宏一。花火の俳句 花火消え煙の残る星の夜。昼寝の俳句 開け放ち男独りの大昼寝 駒田暉風。昼寝覚めの俳句 暫くは言葉重たき昼寝覚め。昼寝の俳句 昼寝覚め視点は未だ夢の中。生身魂の俳句 生字引落丁もあり生身魂 野田ゆたか。踊りの俳句 町会長踊つて見せて輪を作る。迎火の俳句 霊迎ふ火の高からず老夫婦。
これら写真は、出句函の写真をコピーしたものです。