御堂筋且つ散る黄葉の一色に 長嶺 勇
御堂筋人ゆき交ひて銀杏散る
出勤にしばし黄葉の人となる
一陣の落葉の風となりにけり 森戸しうじ
枯葉散る一葉ごとの形あり
手の中にまだ温りの餅もらふ
散る紅葉影石庭に飛び交ひて 木村宏一
風神の息荒々し浪の華 野田ゆたか
入選を語りし句友年惜む
初雪に靴の無能を知らされし
選句は、作者別に絶対評価を行い各3句以内を抽出して
入会日順に掲示をしています。
出句者間の相対評価は行っていません。
勇の句
御堂筋=みどうすじ。
沿道に北御堂と南御堂あるところからこの名が付いた。
JR大阪駅前の梅田から南海電鉄難波駅前まで、大阪市の都心部を南北に走る。
大阪市の代表的なビジネス街を繋ぐ大阪市の幹線道路。車道緑地帯及び歩道の
銀杏並木が有名。
宏一の句の景・石庭
宏一詠句の景・出句函掲示板より転写しました。
平成17年12月 インターネット清月俳句会作品集 主宰 野田ゆたか。黄葉の俳句 御堂筋且つ散る黄葉の一色に 長嶺 勇。銀杏散るの俳句 御堂筋人ゆき交ひて銀杏散る 長嶺 勇。黄葉の俳句 出勤にしばし黄葉の人となる 長嶺 勇。落ち葉の俳句 一陣の落葉の風となりにけり 森戸しうじ。枯れ葉の俳句 枯葉散る一葉ごとの形あり 森戸しうじ。餅の俳句 手の中にまだ温りの餅もらふ 森戸しうじ。黄葉散るの俳句 散る紅葉影石庭に飛び交ひて 木村宏一。浪の花の俳句 風神の息荒々し浪の華 野田ゆたか。年惜しむの俳句 入選を語りし句友年惜む 野田ゆたか。初雪の俳句 初雪に靴の無能を知らされし 野田ゆたか。