連休明け若葉漲る御堂筋 長嶺 勇
行列に仰ぐ牛車の北祭
時化る日の卯浪の山の低からず
水郷を巡りて花のなかにをり 森戸しうじ
花吹雪船頭櫂を手放しぬ
花散りていつもの山に戻りけり
万葉の歴史なぞめく花擬宝珠 野田ゆたか
睡魔来る憲法記念の日の講話
花は葉に地震直前かも知れず
選句は、作者別に絶対評価を行い各3句以内を抽出して
入会日順に掲示をしています。
出句者間の相対評価は行っていません。
勇の句
北祭=きたまつり。京都上賀茂神社の「葵祭」の別称。
※ 北祭に対して京都石清水八幡宮の放生会(石清水祭)を南祭と呼ぶ。
しうじの句
水郷=すいきょう/すいごう。水のほとりにある里。また、湖や川の景色の
美しい里。水村。
※ 滋賀県近江八幡市/茨城県土浦市・潮来市/千葉県佐原市/島根県
松江市/福岡県柳川市などが有名。
北祭(葵祭)の牛車
平成17年5月 インターネット清月俳句会作品集 主宰 野田ゆたか。御堂筋の俳句 連休明け若葉漲る御堂筋 長嶺 勇。北祭の俳句 行列に仰ぐ牛車の北祭 長嶺 勇。卯浪の俳句 時化る日の卯浪の山の低からず 長嶺 勇。花の俳句 水郷を巡りて花のなかにをり 森戸しうじ。花吹雪の俳句 花吹雪船頭櫂を手放しぬ 森戸しうじ。花散るの俳句 花散りていつもの山に戻りけり 森戸しうじ。擬宝珠の花の俳句 万葉の歴史なぞめく花擬宝珠 野田ゆたか。憲法記念の日の俳句 睡魔来る憲法記念の日の講話 野田ゆたか。花は葉にの俳句 花は葉に地震直前かも知れず 野田ゆたか。