見下ろして京の町あり花薄 木村宏一
映えし日の姿留置く枯葉かな
庭苔に錦織込む散紅葉
包丁を研ぐも我家の年用意 戸高成己
海荒れて河口の鴨の陣なさず
活魚車の行き交ふ街も師走かな
着けばすぐ坊ちやんの湯に冬うらら 野田ゆたか
出て十歩二度目の嚔こらへけり
冬紅葉お百度踏むは誰がために
選句は、作者別に絶対評価を行い各3句以内を抽出して
入会日順に掲示をしています。
出句者間の相対評価は行っていません。
平成15年12月 インターネット清月俳句会作品集 主宰 野田ゆたか。花芒の俳句 見下ろして京の町あり花薄 木村宏一。枯葉の俳句 映えし日の姿留置く枯葉かな 木村宏一。紅葉の俳句 庭苔に錦織込む散紅葉 木村宏一 木村宏一。冬うららの俳句 着けばすぐ坊ちやんの湯に冬うらら 野田ゆたか。くしゃみの俳句 出て十歩二度目の嚔こらへけり 野田ゆたか。冬紅葉の俳句 冬紅葉お百度踏むは誰がために 野田ゆたか。Hp管理人 野田ゆたか。