六月の樹々煌いて風の中 大西ひろし
梅雨深き伊予路満山けぶりけり
朝顔の先ず濃紺が咲き始む
雨に遭ひしも鶯は老を鳴く 野田ゆたか
朝の日の匂ふ茅の輪をくぐりけり
独り身に夏大根のからさかな
平成15年6月 インターネット清月俳句会作品集 主宰 野田ゆたか。六月の俳句 六月の樹々煌いて風の中 大西ひろし。梅雨の俳句 梅雨深き伊予路満山けぶりけり 大西ひろし。朝顔の俳句 朝顔の先ず濃紺が咲き始む 大西ひろし。鴬老いを鳴くの俳句 雨に遭ひしも鶯は老を鳴く 野田ゆたか。茅の輪の俳句 朝の日の匂ふ茅の輪をくぐりけり 野田ゆたか。夏大根の俳句 独り身に夏大根のからさかな 野田ゆたか。Hp管理人 野田ゆたか。