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[季節] 初冬(11月)             忌句

[季題] 芭蕉忌(ばせうき/ばしょうき)

[副題] 時雨忌(しぐれき)  翁忌(おきなき)
    桃青忌(たうせいき/とうせいき)
 

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 旧暦10月12日。俳人松尾芭蕉の忌日。三重県上野の人。
  
 10月の異称時雨月にちなんで「時雨忌」ともいう。
  
 享年51歳。自らも翁といっていたところかな翁忌ともいう。
  
 また芭蕉生前の号をとって桃青忌ともいう。
  
 貞門や談林の言語遊戯的な俳諧を革新して蕉風を樹立。
  
 「おくのほそ道」の旅では辺境の歌枕に漂泊の詩心を探り自然との感応を句作に打ち出した。
  
 元禄7年旅の途次に病み大坂で没。
  
 亡骸は遺言により大津市内の義仲寺に葬られた。
 
 
 
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芭蕉忌の俳句 清月俳句歳時記/野田ゆたか編 basyouki november 例句は有季定形・旧仮名遣いの伝統的俳句を取り上げています。編者はインターネット清月俳句会の主宰です。[季節] 初冬(11月)忌日季題[季題] 芭蕉忌(ばせうき/ばしょうき)[副題] 時雨忌(しぐれき)翁忌(おきなき)桃青忌(たうせいき/とうせいき)  旧暦10月12日。俳人松尾芭蕉の忌日。三重県上野の人。10月の異称時雨月にちなんで「時雨忌」ともいう。享年51歳。自らも翁(おきな)といっていたところかな翁忌ともいう。 また芭蕉生前の号をとって桃青忌ともいう。貞門や談林の言語遊戯的な俳諧を革新して蕉風を樹立。「おくのほそ道」の旅では辺境の歌枕に漂泊の詩心を探り自然との感応を句作に打ち出した。 元禄7年旅の途次に病み大坂で没。亡骸は遺言により大津市内の義仲寺に葬られた。▼副題の『時雨忌』の例句ページへ リンク▼副題の『翁』の例句ページへ リンク・芭蕉忌の俳句 芭蕉忌の一燭一?(火偏に主)たてまつる 舘野翔鶴の俳句・芭蕉忌の俳句 芭蕉忌やみちのく絵伝展べ給ふ 西崎佐知の俳句・芭蕉忌の俳句 芭蕉忌や寺の七坂巡りけり 西川壽賀子の俳句・芭蕉忌の俳句 芭蕉忌や枯淡の境地我にあり 門田窓城の俳句・芭蕉忌の俳句 芭蕉忌や今日の句会に我もゐて 小川和子の俳句・芭蕉忌の俳句 芭蕉忌や所詮はひとり句に励む 高橋泉也の俳句・芭蕉忌の俳句 終焉の句の胸にあり芭蕉の忌 森島緋紗江の俳句・芭蕉忌の俳句 芭蕉忌や選に与かる献詠句 山本とも江の俳句・芭蕉忌の俳句 芭蕉忌を修すともがら堂に満つ 山口丘刀の俳句・芭蕉忌の俳句 旅に生き旅に終りし芭蕉の忌 川上真太郎の俳句・芭蕉忌の俳句 江戸期の句読み返しみる芭蕉の忌 田中雍子の俳句・芭蕉忌の俳句 芭蕉忌を紙衣の句碑の城山に 本郷智子の俳句・芭蕉忌の俳句 芭蕉忌や余生数ふる術のなし 橋本幹夫の俳句・芭蕉忌の俳句 芭蕉忌や暗がり登る句を口に 木村宏一の俳句・芭蕉忌の俳句 くの一の若きふれあひ芭蕉の忌 山口美琴の俳句・芭蕉忌の俳句 芭蕉忌や翁は枯野を巡りしか 池下よし子の俳句・芭蕉忌の俳句 芭蕉忌や蕉門支考の寺の鐘 清水恵山の俳句・芭蕉忌の俳句 芭蕉忌や五十路半ばのわれの夢 川崎孝二の俳句・芭蕉忌の俳句 終焉の地に芭蕉忌の心置く 野田ゆたかの俳句