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[季節] 初夏を主に三夏(5月を主に5月から7月)行事季題
 
[季題] (まつり)
 
[副題] 陰祭(かげまつり)   夜宮(よみや)
    山車(だし)      神輿(みこし)
    祭笛(まつりぶえ)   渡御(とぎよ/とぎょ)
 
    宵宮(よひみや/よいみや)
    宵祭(よひまつり/よいまつり)
    御旅所(おたびしよ/おたびしょ)
 
    祭舟(まつりぶね)   祭太鼓(まつりだいこ)
    祭囃子(まつりばやし) 祭獅子(まつりじし)
    祭提灯(まつりちやうちん/まつりちょうちん)
 
     祭衣(まつりごろも)  祭髪(まつりがみ)
        祭酒(まつりざけ)
 
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 夏季に行われる各神社の祭礼の総称で春祭・秋祭と区別する。
 
 古くは祭といえば京都の上賀茂神社・下鴨神社の祭礼である賀
茂祭(葵祭)のことをさしその他諸社の祭を夏祭とよび区分され
ていた。
 
 「陰祭」は隔年に行われる本祭に対して例祭をしない年の小祭
をいう。
 
 ※ 葵祭(京都)・西祭(京都)・祇園祭(京都)・神田祭(東京)・三社祭
    (東京)・天神祭(大阪)などは別題となる。
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祭の俳句 清月俳句歳時記/野田ゆたか遍のページです。例句は原則として文語旧仮名遣いの有季定型の伝統的俳句を取り上げています。清月俳句会の歳時記 May haiku a  glossary of seasonal words for haiku poets/[季節] 初夏を主に三夏(5月を主に5月から7月)行事季題[季題] 祭(まつり)[副題] 陰祭(かげまつり)夜宮(よみや)山車(だし)神輿(みこし)祭笛(まつりぶえ)渡御(とぎよ/とぎょ)宵宮(よひみや/よいみや)宵祭(よひまつり/よいまつり)御旅所(おたびしよ/おたびしょ)祭舟(まつりぶね)祭太鼓(まつりだいこ) 祭囃子(まつりばやし)祭獅子(まつりじし)祭提灯(まつりちやうちん/まつりちょうちん)祭衣(まつりごろも)祭髪(まつりがみ)祭酒(まつりざけ)副題『山車』の例句へ副題『神輿』の例句へ副題『祭笛』の例句へ副題『祭酒』の例句へ夏季に行われる各神社の祭礼の総称で春祭・秋祭と区別する。古くは祭といえば京都の上賀茂神社・下鴨神社の祭礼である賀茂祭(葵祭)のことをさしその他諸社の祭を夏祭とよび区分されていた。「陰祭」は隔年に行われる本祭に対して例祭をしない年の小祭をいう。※葵祭(京都)・西祭(京都)・祇園祭(京都)・神田祭(東京)・三社祭(東京)・天神祭(大阪)などは別題となる。/祭の俳句 雨乞の祭支度や滝ケ渕 舘野翔鶴/祭の俳句 粉黛に塗れ祭の神の稚児 西村舟津/祭の俳句 伊達殿の雀踊りの祭かな 姉歯義ひろ/祭の俳句 組立ての手早き祭屋台かな 西川寿賀子/祭の俳句 一丁前ねじり鉢巻祭の子  長嶺勇/祭の俳句 もてなさる地酒に酔ふてかつを祭 川口善美/祭の俳句 湖風の祭太鼓や浦十戸 貫野浩/祭の俳句 幼子のきりり鉢巻き祭かな 樋口千恵/祭の俳句 耕転機ひびきてをりぬ祭あと 阿部和雄/祭の俳句 舎人らと木蔭に憩ふ祭馬 田川栄/祭の俳句 笛の音に氣のせきて履く祭足袋 中山泰山/祭の俳句 祭終へもとの静かな里となる 清水恵山/祭の俳句 祭衣の帯の蝶々が華やげる  松竹すすむ/祭の俳句 祭り日や塩で清める禰宜の馬 加藤哲夫/祭の俳句 大一番子供相撲の祭かな 戸本文雄/祭の俳句 子等揃ひ兜つけたる祭かな 杉山春萌/祭の俳句 宿場町祭ちょうちん灯が入る 駒田暉風/祭の俳句 沈下橋松明ともす祭かな 中橋京子/祭の俳句 提灯の大絵馬映ゆる祭かな 正木和子/祭の俳句 こきり子の音に五箇山祭り更く 西村舟津/祭の俳句 郷愁や祭囃子の鉦の音 池下よし子/祭の俳句 はぐれまい手をしっかりと宵祭 前田卯生