04-g-25
007.gif
[季節] 晩春(4月)         植物季題
 
[季題] 若緑(わかみどり)
 
[副題] 松の緑(まつのみどり) 緑立つ(みどりたつ)
 
    若松(わかまつ)    松の蕊(まつのずい)
 
    緑摘む(みどりつむ)
 

   副題『緑立つ』の例句へ 副題『松の蕊』の例句へ
 

 松の新芽のこと。また松の若葉のこと。
 
 晩春に枝の先につんとした蝋燭のような形をした新芽(蕊)が立つ。
 
 芽は松の種類によるが10センチから長いものになると30センチもあり伸び曲がったりすることもある。
 
 「緑摘む」は松の姿を美しく保ちその勢いを消耗させないために余分な若芽を摘むことをいう。
若緑の俳句 清月俳句歳時記/野田ゆたか遍のページです。例句は原則として文語旧仮名遣いの有季定型の伝統的俳句を取り上げています。清月俳句会の歳時記[季節] 晩春(4月)植物季題[季題] 若緑(わかみどり)[副題] 松の緑(まつのみどり)緑立つ(みどりたつ)若松(わかまつ)松の蕊(まつのずい)緑摘む(みどりつむ)松の新芽のこと。また松の若葉のこと。晩春に枝の先につんとした蝋燭のような形をした新芽が立つ。芽は松の種類によるが10センチから長いものになると30センチもあり伸び曲がったりすることもある。「緑摘む」は松の姿を美しく保ちその勢いを消耗させないために余分な若芽を摘むことをいう。副題『緑立つ』の例句ページへ リンク副題『松の芯』の例句ページへ リンク/若緑の俳句 お手植の多き御寺の若緑 西ア佐知の俳句/若緑の俳句 海分つ若松の砂洲渡りけり 稲福昌一の俳句/若緑の俳句 若緑参道に満つ気勢かな 加藤ひかりの俳句/若緑の俳句 采を振る家康像や若緑 足立山渓の俳句/若緑の俳句 本陣は修復されて若緑 田中雍子の俳句/若緑の俳句 門構へ亘る小枝の若緑 戸本文雄の俳句/若緑の俳句 若緑幾千こぞり天を指す 中山泰山の俳句