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[季節] 晩春を主に三春(4月を主に2月から4月)天文季題
 
[季題] (おぼろ)
 
[副題] 朧夜(おぼろよ)  灯朧(ひおぼろ)  星朧(ほしおぼろ)
    
    海朧(うみおぼろ) 島朧(しまおぼろ) 船朧(ふねおぼろ)
     
    街朧(まちおぼろ) 鐘朧(かねおぼろ) 塔朧(とうおぼろ)
   
 
    副題『朧夜』の例句へ 副題『灯朧』の例句
 
    副題『星朧』の例句へ 副題『海朧』の例句
   
    副題『島朧』の例句 副題『船朧』の例句
 
    副題『街朧』の例句 副題『鐘朧』の例句
   
    副題『塔朧』の例句
 
    
 春の夜のものみな朦朧とした感じである。
 
 春は大気中の水分が増加し万物が霞んで見えることが多い。
 
 その現象を昼は霞というのに対して夜は朧という。
 
 「草朧」「谷朧」「岩朧」「鐘朧」「朧影」などは物の形や音の
茫としたものに用いられる。
 
 朧夜は朧月夜のことを略した言葉で朧月が出ている夜をいう。
 
     ※「朧月(朧月夜)・月朧」は別題となる。
朧の俳句 清月俳句歳時記/野田ゆたか遍のページです。例句は原則として文語旧仮名遣いの有季定型の伝統的俳句を取り上げています。清月俳句会の歳時記[季節] 晩春を主に三春(4月を主に2月から4月)天文季題[季題] 朧(おぼろ)[副題] 朧夜(おぼろよ)海朧(うみおぼろ)鐘朧(かねおぼろ)島朧(しまおぼろ)塔朧(とうおぼろ)灯朧(ひおぼろ)船朧(ふねおぼろ)星朧(ほしおぼろ)▼副題『朧夜』の例句へ▼副題『海朧』の例句へ ▼副題『鐘朧』の例句へ▼副題『島朧』の例句へ ▼副題『塔朧』の例句へ▼副題『灯朧』の例句へ ▼副題『船朧』の例句へ▼副題『星朧』の例句へ 春の夜のものみな朦朧とした感じである。春は大気中の水分が増加し万物が霞んで見えることが多い。その現象を昼は霞というのに対して夜は朧という。「草朧」「谷朧」「岩朧」「鐘朧」「朧影」などは物の形や音の茫としたものに用いられる。朧夜は朧月夜のことを略した言葉で朧月が出ている夜をいう。「朧月(朧月夜)・月朧」は別題となる。/朧の俳句 庭深く水音離れゆく朧 西ア佐知の俳句/朧の俳句 湯の町の慕情に浸る朧かな 姉歯義ひろの俳句/朧の俳句 朧なる沖より帰る漁船かな 和泉清一の俳句//朧の俳句 束の間の小雨もあがり朧かな 後藤允孝の俳句/朧の俳句 露天湯のおぼろに誰か居るらしく 田川 栄の俳句/おぼろの俳句 天を突く電波タワーの朧影 清水恵山/朧の俳句 鯉群れて黄金しろがねみな朧 池下よし子