01-b-04
[季節] 晩冬を主に三冬(1月を主に11月から1月)天文季題
[季題] 雪(ゆき)
[副題] 六花(むつのはな) 降る雪(ふるゆき)
牡丹雪(たんゆき) 粉雪(こゆき/こなゆき)
小雪(こゆき) 細雪(ささめゆき)
どか雪(どかゆき) 大雪(おほゆき/おおゆき)
深雪(みゆき) 吹雪(ふぶき)
積雪(せきせつ) 雪明り(ゆきあかり)
雪月夜(ゆきづきよ) 朝の雪(あさのゆき)
雪雲(ゆきぐも) 雪催(ゆきもよひ/ゆきもよい)
雪景色(ゆきげしき) 雪山(ゆきやま)
雪嶺(せつれい) 雪の富士山(ゆきのふじさん)
雪原(せつげん) 新雪(しんせつ)
しずり雪(しづりゆき/しずりゆき)
雪道(ゆきみち) 小米雪(こごめゆき)
雪空(ゆきぞら) 夜の雪(よるのゆき)
大気中の水蒸気が冷えて結晶となり地上に降ってくるもの。
またそれが降り積もったもの。
北海道・北陸・東北の日本海に面した地方は有数の多雪地帯で数か月の間雪に閉じ込められることもある。
雪のために被る被害は大きいが半面豊かな水資源となり豊穣をもたらす。
古来・雪は「雪月花」の一つとして愛でられてきた。
雪の結晶は多く六方晶系の結晶となるため「六花」ともいう。
※「富士の初雪」は仲秋(9月)の季題であり別題となる。
雪の俳句 清月俳句歳時記/野田ゆたか編/天文俳句1月のページです。yuki snow januari 例句は、有季定型俳句・旧仮名遣い・伝統俳句をアップしています。編者 野田ゆたかは、平成25年1月現在、インターネット俳句「清月」を主宰しています。noda yutaka haiku[季節] 晩冬を主に三冬(1月を主に11月から1月)天文季題[季題]雪(ゆき)[副題]六花(むつのはな)降る雪(ふるゆき)牡丹雪(たんゆき)粉雪(こゆき/こなゆき)小雪(こゆき)細雪(ささめゆき)どか雪(どかゆき)大雪(おほゆき/おおゆき)深雪(みゆき)吹雪(ふぶき)積雪(せきせつ)雪明り(ゆきあかり)雪月夜(ゆきづきよ)朝の雪(あさのゆき)雪雲(ゆきぐも)雪催(ゆきもよひ/ゆきもよい)雪景色(ゆきげしき)雪山(ゆきやま)雪嶺(せつれい)雪の富士山(ゆきのふじさん)雪原(せつげん)新雪(しんせつ)しずり雪(しづりゆき/しずりゆき)雪道(ゆきみち)小米雪(こごめゆき)雪空(ゆきぞら)夜の雪(よるのゆき)▼副題『六花』の例句へ▼副題『降る雪』の例句へ▼副題『牡丹雪』の例句へ▼副題『粉雪』の例句へ▼副題『小雪』の例句へ▼副題『細雪』の例句へ▼副題『深雪』の例句へ▼副題『どか雪』の例句へ▼副題『吹雪』の例句へ▼副題『積雪』の例句へ▼副題『雪明り』の例句へ▼副題『雪月夜』の例句へ▼副題『朝の雪』の例句へ▼副題『雪催』の例句へ▼副題『雪雲』の例句へ▼副題『雪景色』の例句へ▼副題『雪山』の例句へ▼副題『雪嶺』の例句へ▼副題『雪原』の例句へ▼副題『雪の富士山』の例句へ▼副題『しずり雪』の例句へ▼副題『新雪』の例句へ▼副題『雪道』の例句へ 大気中の水蒸気が冷えて結晶となり地上に降ってくるもの。またそれが降り積もったもの。北海道・北陸・東北の日本海に面した地方は有数の多雪地帯で数か月の間雪に閉じ込められることもある。雪のために被る被害は大きいが半面豊かな水資源となり豊穣をもたらす。古来・雪は「雪月花」の一つとして愛でられてきた。雪の結晶は多く六方晶系の結晶となるため「六花」ともいう。※「富士の初雪」は仲秋(9月)の季題であり別題となる。/雪の俳句 市人よこの笠売らう雪の笠 芭蕉/雪の俳句 みしみしと鳴りてうつばり雪に耐ふ 舘野翔鶴/雪の俳句 雪の磴戒め会ひて御影堂へ 西村舟津/雪の俳句 一夜明け花弁雪となりにけり 門田窓城/雪の俳句 三塔の統ぶ斑鳩の雪浄土 村上唯志/雪の俳句 つひに日を見ざりしままに雪に昏れ 稲福昌一/雪の俳句 雨いつか雪となりたる静寂かな 松山寿美/雪の俳句 嵐の夜明けて静かな雪の街 清水恵山/雪の俳句 上りより降りが怖き雪の磴 土舘イサ/雪の俳句 静けさに出て見る雪の白さかな 林 雄次郎/雪の俳句 比良の嶺を昏めて雪の湖北かな 宇都宮美智子/雪の俳句 母の手をとりてそぞろの雪の磴 塚本 操/雪の俳句 装蹄師雪に火花を散らしをり 三浦光芳/雪の俳句 石仏のつむりに雪や奥嵯峨野 石崎そうびん/雪の俳句 一メートル雪掘ればある水菜かな 古川春美/雪の俳句 時折に雪に目を遣り鶴を折る 橋本照子/雪の俳句 切株の雪を払ひて憩ひけり 水野惠以/雪の俳句 雪しとど凌ぐ術なき野の佛 梅田澄子/雪の俳句 旅人の吾には嬉しき雪なれど 山田行恵/雪の俳句 ほつほつと雪の白川郷灯る 青野春枝/雪の俳句 被る雪除けて白菜取りにけり 前川嘉風/雪の俳句 しんしんと声聞こゆかに松の雪 有馬たく/雪の俳句 すが漏(津軽弁)や厨の蛇口開けしまま 橋本幹夫/雪の俳句 雪しんしん寡黙となりぬ老い二人 山田和江/雪の俳句 回送の列車は雪を残しけり 森戸しうじ/雪の俳句 大雪の一日静かでありにけり 古堂周子/雪の俳句 大山の雪上車くるパトロール 加納俊男/雪の俳句 古井戸の釣瓶そのまま雪化粧 中薗 清/雪の俳句 彩色の残る御堂や雪しぐれ 中橋京子/雪の俳句 ヘリコプター融雪剤を撒く十勝 和泉清一/雪の俳句 肌に抱き雪の遭難助けたる 舘野翔鶴/雪の俳句 白銀の湖北の冬の静まりぬ 石崎そうびん/雪の俳句 昭和史も雪の花散る道しるべ 志村万子/雪の俳句 雪の日の膝まで埋もる郵便夫 足立山渓/雪の俳句 黒光りせる自在鉤雪の宿 稲福昌一/雪の俳句 雪風巻き金剛山は視界零 吉野濃菊/雪の俳句 ことりとも音せず雪の更くる夜 辻多津子/雪の俳句 結界の竹垣隠す雪煙 松山寿美/雪の俳句 大阪にめずらしき雪入港船 野田ゆたか