令和 四年 三
月
03/2022
雛
祭
野田清月の2022年・令和4年3月の月例俳句のページです。野田清月(本名 野田ゆたか)は、有季定形・旧仮名遣い俳句を詠んでいます。
〈今月の詠句〉
柳の芽の俳句 実演の客寄せセール柳の芽 野田清月。
雛点前の俳句 練切は桃の花てふ雛点前 野田清月。
雛あられの俳句 雛に御意お供あられ賜ひけり 野田清月。
山笑うの俳句 嬰児の乳乞ふ仕草山笑ふ 野田清月。
春野の俳句 春の野に白毫寺あり奈良も果 野田清月。
地虫出づの俳句 地虫出づ二度と戻らぬ穴捨てて 野田清月。
耕しの俳句 畝ごとに息を吹込み耕運機 野田清月。
詠者 野田清月清月(清月庵)の所在地は、大阪府枚方市です。