令和 四年 二
月
春時雨
野田清月の2022年・令和4年2月の月例俳句のページです。野田清月(本名 野田ゆたか)は、有季定形・旧仮名遣い俳句を詠んでいます。
〈今月の詠句〉
紅梅の俳句 紅梅の香りを散らし雨意の風 野田清月
艸萌ゆの俳句 機械音止りし亭午草萌ゆる 野田清月
若布刈りの俳句 どの舟も足艪自在に若布刈る 野田清月
野火の俳句 皇子眠る山を煙らせ野火走る 野田清月
鴬の俳句 鴬の出迎へありし二月堂 野田清月
四つ手網の俳句 四手網揚げては降ろす夜もすがら 野田清月
春時雨の俳句 植木結ふ鋏急げる春時雨 野田清月
詠者 野田清月清月(清月庵)の所在地は、大阪府枚方市です。