平成二四年 六月
06/2012
逆転
2012年・平成24年6月の野田ゆたか詠句 逆転の俳句など7句。
▼ほたるの俳句 駄々つ児の弟が持つ蛍籠 野田ゆたか詠▼かじかの俳句 夕暮れて旋律高む河鹿かな 野田ゆたか詠▼暑さの俳句 逆転に暑さ忘れてをりしかな 野田ゆたか詠
▼七変化の俳句 七変化戦火の悲話を秘める庭 野田ゆたか詠▼いととんぼの俳句 弓なりの愛確かめて糸蜻蛉 野田ゆたか詠▼つばめの子の俳句 たつた今孵つたばかり燕の子 野田ゆたか詠
▼炎天の俳句 炎天に一歩踏み出す決意かな 野田ゆたか詠/清月庵の所在地大阪府枚方市 野田ゆたかの俳句は有季定形の伝統俳句です。 野田ゆたかは、俳句を生涯学習にして有季定型
、旧仮名遣いの伝統俳句を詠んでいます。句を詠むにあたっては、句風は明るく、作句は楽しく、句の趣は深くをモットーにしています。