平成二四年 五月
05/2012
日食
2012年・平成24年5月の野田ゆたか詠句 日食の俳句など7句。
▼夏の庭 招かざる羽音増えゆく夏の庭 野田ゆたか詠▼業平忌の俳句 いけめんは並べて草食業平忌 野田ゆたか詠▼山女釣の俳句 岩の瀬の景に溶込み山女釣る 野田ゆたか詠
▼新緑の俳句 新緑をまっすぐ抜けてモノレール 野田ゆたか詠▼若葉の俳句 金環食果てて戻せる若葉影 野田ゆたか詠▼薄暑の俳句 蔀戸の開け放たれて寺薄暑 野田ゆたか詠
▼薄暑の花の俳句 ふり返る職にある日の街薄暑 野田ゆたか詠/清月庵の所在地大阪府枚方市 野田ゆたかの俳句は有季定形の伝統俳句です。
野田ゆたかは、俳句を生涯学習にして有季定型、旧仮名遣いの伝統俳句を詠んでいます。句を詠むにあたっては、句風は明るく、作句は楽しく、句の趣は深くをモットーにしています。