平成二四年二月
02/2012
鎌倉
2012年・平成24年2月の野田ゆたか詠句 鎌倉の俳句など7句。
鎌倉の俳句 野田ゆたかは、俳句を生涯学習にして有季定型、旧仮名遣いの伝統俳句を詠んでいます。句を詠むにあたっては、句風は明るく、作句は楽しく、句の趣は深くをモットーにしています。
▼立春の俳句 立春のすぐには陽気定まらず 野田ゆたか詠▼実朝忌の俳句 鎌倉の海荒れてをり実朝忌 野田ゆたか詠▼かたくりの花の俳句 片栗の花うつむきて犬の墓 野田ゆたか詠
▼春浅しの俳句 松籟や湖に沿ふ町春浅し 野田ゆたか詠▼梅の俳句 寺苑より小径つながる梅日和 野田ゆたか詠
▼春一番の俳句 国生みの島波立てて春一番 野田ゆたか詠▼冴返るの俳句 惜別はいつも突然冴返る 野田ゆたか詠