平成二〇
年八月
2008/08
残る暑さ
8月の俳句。立秋の俳句 潮の目を抜けゆく船や今朝の秋、花煙草の俳句 煙草の花の俳句 軍港でありしは昔花たばこ、秋の俳句 風見鶏ひらりと向きを変へて秋、手花火の俳句 手花火の息吸ひ込めば落ちさうな、残暑の俳句 六道に残る暑さの珍皇寺、苔掃の俳句 掃苔の一と雨ほしき乾きかな、盆の月の俳句 亡き父の椅子使ひをり盆の月。平成20年8月の俳句 インターネット清月俳句会主宰 野田ゆたか。