平成二〇
年七月
2008/07
祇園囃子
7月の俳句。水遊びの俳句 水遊び足りて童の深眠り、祇園祭の俳句 路地抜けて祇園囃の流れ来る、夕立の俳句 大夕立車内の床のありやうも、ハンカチの俳句 多弁な娘ハンカチーフを軽く手に、清水の俳句 真清水に使ひ回して紙コップ、滴りの俳句 手にむすぶ源流なりし滴りを、涼しの俳句 新郎の父は涼しく写さるる 野田ゆたかの俳句。平成20年7月の俳句 インターネット清月俳句会主宰 野田ゆたか。