平成二〇
年九月
2008/09
夜なべ
9月の俳句。秋桜の俳句 コスモスの白の主張を妨げず、水澄むの俳句 式部塚往時の水の澄むばかり、竜胆の俳句 濃龍胆美空ひばりの碑の蔭に野田ゆたかの俳句、月見酒の俳句 座に着けば下戸も注がるる月見酒、敬老の日の俳句 無理叶ふことが淋しや敬老日、露の俳句 辻地蔵夜気に露けき灯を零す、夜なべの俳句 夜学部の明りの消えて夜なべ措く。平成20年9月の俳句 インターネット清月俳句会主宰 野田ゆたか。