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インターネット俳句集「狛犬」 新豆腐の俳句 人の手に触るることより新豆腐 野田ゆたか詠。墓洗うの俳句 稚児仏は吾が姉なりし墓洗ふ 野田ゆたか詠。行厨の俳句 行厨を千草の香り残る手に 野田ゆたか詠。月の俳句 昼の顔知るよしもなしビルの月 野田ゆたか詠。桐の実の俳句 桐の実の錆深めゆく風の音 野田ゆたか詠。秋日の俳句 酒米の研がれて細る秋日かな 野田ゆたか詠。
日本伝統俳句協会会員 野田ゆたか俳句集「狛犬」の第5頁です。この句集は、合同句集東京四季出版 平成18年発行の「四季吟詠句集20」の野田ゆたか俳句の頁の句31句をインターネット版句集としてアップしたものです。
野田ゆたか句集「狛犬」の第5ページです。