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インターネット俳句集「新世紀」 新茶の俳句 甘党と知れし新茶を注がれけり 野田ゆたか詠。紫蘇の俳句 食卓のサラダの紫蘇は朝日の香 野田ゆたか詠。百足虫の俳句 百足虫追ふふたりの声の重なりし 野田ゆたか詠。田植の俳句 田植機を操る乙女手甲せし 野田ゆたか詠。蛇の俳句 神木に衣を忘るゝ蛇のあり 野田ゆたか詠。紫陽花の俳句 碑の号を伏せし紫陽花剪られけり 野田ゆたか詠。「新世紀」野田ゆたか第14句集100句の第9頁です。詠句は有季定形・文語俳句です。