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インターネット俳句集「新世紀」 夏に入るの俳句 魚屋のさばく包丁夏に入る 野田ゆたか詠。五月鯉の俳句 影までも明るく泳ぎ五月鯉 野田ゆたか詠。新樹の俳句 新樹には吾を鼓舞する何かある 野田ゆたか詠。雷の俳句 雷鳴に散りゆく子らの早さかな 野田ゆたか俳句 野田ゆたか詠。葉桜の俳句 葉桜も醍醐伽藍の一つかな 野田ゆたか詠。麦の秋の俳句 彫上げし木屑の匂ふ麦の秋 野田ゆたか詠。「新世紀」野田ゆたか第14句集100句の第8頁です。詠句は有季定形・文語俳句です。