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インターネット俳句集「事務始」の第6頁です。夕時雨の俳句 供養にと持たされし傘夕時雨 野田ゆたか詠。時雨の俳句 参道の茶屋静まりし夕時雨 野田ゆたか詠。銀杏散るの俳句 御堂筋還る土地なき銀杏散る 野田ゆたか詠。牡蛎の俳句 遠くより牡蛎船の灯と見つつ来し 野田ゆたか詠。火事の俳句 火事怖れ煙草控へし記念館 野田ゆたか詠。炬燵の俳句 外出と心定まり炬燵消す 野田ゆたか詠。