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宏一撮影／団栗

選句は、作者別に絶対評価を行い各３句以内を抽出して
入会日順に掲示をしています。
出句者間の相対評価は行っていません。

宏一撮影／紅葉

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平成２４年１１月　インターネット清月俳句会作品集　主宰　野田ゆたか。。今年酒の俳句　近況を語り尽して今年酒　森戸しうじ。紅葉の俳句　路地に散る紅葉のままの日暮かな　森戸しうじ。紅葉の俳句　紅葉して一期一会池に映ゆ　木村宏一。冬紅葉の俳句　我が心温かくして冬紅葉　木村宏一。団栗の俳句　どんぐりはかたよせあつてなんのゆめ　木村宏一。白膠木紅葉の俳句　白膠木紅葉登つて登つて深き峪　湯沢正枝。綿虫の俳句　綿虫の舞へば大空低く垂れ　湯沢正枝。秋深しの俳句　秋深し薬草袋浮かす風呂　湯沢正枝。湯豆腐の俳句　湯豆腐や六畳二間の新家庭　駒田暉風。秋深しの俳句　秋深し欠礼葉書又届く　駒田暉風。吾亦紅の俳句　県境は雲湧くところ吾亦紅　石崎そうびん。水の秋の俳句　白雲の動かずにをり水の秋　石崎そうびん。金木犀の俳句　金木犀曲ること無き風の道　石崎そうびん。秋逝くの俳句　秋逝けば散歩の意義も変はり行く　石川順一。大根の葉の俳句　大根の葉しなび切り掛けらるる　石川順一。たっぺの俳句　蝦の俳句　蝦竹瓮沈めて星を仰ぎけり　橋本幹夫。蓮根掘るの俳句　些かも傷めぬやうに蓮根掘る　橋本幹夫。口切の俳句　口切や雄町の水を汲みにゆく　橋本幹夫。秋愁の俳句　秋愁やみかへり弥陀の首傾ぐ　池下よし子。山粧うの俳句　装へる箕面の山の真正面　池下よし子。木守柿の俳句　木守柿墓石に刻む朱の文字　池下よし子。紅葉山の俳句　紅葉山陰と陽となる秘境かな　山口美琴。文化の日の俳句　地場産のグルメ祭や文化の日　山口美琴。茶の花の俳句　茶の花や一と枝活けてお点前に　山口美琴。桜紅葉の俳句　校庭の桜紅葉や部活の子　足立山渓。葱の俳句　素うどんに七味と葉葱さつと入れ　足立山渓。熱燗の俳句　熱燗や屋台の席を詰め合へり　足立山渓。冬霞の俳句　三山の墨絵ぼかしに冬霞　志村万香。息白の俳句　息白く坂がかりきし散歩道　志村万香。冬菫の俳句　冬すみれ誰を待つとも知らずして　志村万香。湯豆腐の俳句　湯豆腐や偉人悪人出ぬ家系　清水恵山。蓮根掘るの俳句　水ホース器用に捌き蓮根掘る　清水恵山。日向ぼこの俳句　日向ぼこ去る人影を連れてゆく　清水恵山。芋掘の俳句　芋掘へ老若男女歩きをり　筒井省司。石蕗の花の俳句　坪庭の淋しさ消して石蕗の花　筒井省司。紅葉の俳句　どこもかも通天もみぢ燃えさかり　堤　千鶴子。冬の浜の俳句　釣客の不漁こぼして冬の浜　堤　千鶴子。刈田跡の俳句　鍬入れて次なる準備刈田跡　堤　千鶴子。草雲雀の俳句　廃校に残る巣箱や草雲雀　田村公平。秋の草の俳句　秋の草野にある如く床飾る　田村公平。秋惜むの俳句　出店を畳むテントに秋惜む　田村公平。冬晴の俳句　冬晴や庭に出てゐる喫煙者　野田ゆたか。秋惜しむの俳句　余生にも戻らぬ月日秋惜む　野田ゆたか。苗代茱萸の俳句　ぽつねんと苗代茱萸の花の白　野田ゆたか。Hp管理人　野田ゆたか。