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宏一撮影／睡蓮

宏一撮影／薊

選句は、作者別に絶対評価を行い各３句以内を抽出して
入会日順に掲示をしています。
出句者間の相対評価は行っていません。

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平成２４年７月　インターネット清月俳句会作品集　主宰　野田ゆたか。。冷やしそばの俳句　戸隠や笹の香に盛る冷し蕎麦　森戸しうじ。炎天の俳句　炎天に数珠をいただく善光寺　森戸しうじ。真夏日の俳句　真夏日や魁夷の描く白き馬　森戸しうじ。夏薊の俳句　夏薊ひと休みして坂の道　木村宏一。熊蝉の俳句　朝散歩熊蝉の声まだ軽し　木村宏一。盛夏の俳句　絵手紙や盛夏の文ん字やすらげり　木村宏一。扇風機の俳句　扇風機まはる老舗の予約席　湯沢正枝。涼しの俳句　涼しくて羅漢弓引く太き指　湯沢正枝。駒鳥の俳句　駒鳥や一人の時間ほしいまま　湯沢正枝。夜店の俳句　想出は夜店を照らすアセチレン　駒田暉風。梅雨明けの俳句　梅雨明けて伸びする手の先白い雲　駒田暉風。炎昼の俳句　炎昼や五寸ばかりの翳を踏む　駒田暉風。薬狩の俳句　伊吹嶺へ深く一礼薬狩　石崎そうびん。卯月波の俳句　草靡く小浜城址や卯月浪　石崎そうびん。五月来るの俳句　眉太き少年剣士五月来る　石崎そうびん。梅雨晴間の俳句　昼からは半曇にて梅雨晴間　石川順一。萍の俳句　ステップを踏めば萍拡がれり　石川順一。青柿の俳句　密生の葉に同化して青き柿　石川順一。遠泳の俳句　遠泳や貰ふ乾パン香ばしき　橋本幹夫。扇風機の俳句　扇風機首振る中のお飯事　橋本幹夫。プールの俳句　関取の浮ぶプールの大銀杏　橋本幹夫。涼しの俳句　町二つ越えて涼しき海の青　金城博之。かき氷の俳句　あしらひに小花添へをりかき氷　金城博之。朝涼しの俳句　珈琲は淹れ方ひとつ朝涼し　金城博之。白南風の俳句　白南風や銀輪つらね部活の子　池下よし子。炎天の俳句　炎天の獅子吠えてをり難波橋　池下よし子。晩夏光の俳句　腹帯を御堂へをさめ晩夏光　池下よし子。梅雨晴れの俳句　梅雨晴や沙汰問ふ友の声弾み　山口美琴。夏休みの俳句　カレンダーに子の予定書く夏休　山口美琴。炎天の俳句　炎天に一歩踏み出す決意かな　山口美琴。日盛りの俳句　日盛や奈良井の宿の水飲場　足立山渓。甚平の俳句　甚平の翁の囲むへぼ将棋　足立山渓。夏便りの俳句　夏便り一万尺のポストより　足立山渓。青田風の俳句　青田風戦ぐ上にも雲の影　志村万香。梅雨の俳句　転寝や梅雨粛々と過ぎて行き　志村万香。端居の俳句　夕暮れの端居によせる老いの花　志村万香。清水の俳句　真清水に揺らぐ豆腐の白さかな　清水恵山。夏休みの俳句　絵日記の顔をこげ茶に夏休　清水恵山。朝涼の俳句　勤行に揃ふ家族の朝涼し　清水恵山。炎昼の俳句　炎昼や妻の寝息にテレビ消す　筒井省司。梅雨晴れの俳句　梅雨晴間プロのいでたち庭手入　筒井省司。とまとの俳句　雨上りきらり輝くミニトマト　筒井省司。土用干しの俳句　柔肌の紅濃き梅や土用干　堤　千鶴子。青田の俳句　白鷺の一羽ついばむ青田かな　堤　千鶴子。梅酒の俳句　年古りて琥珀色なる梅酒かな　堤　千鶴子。帰省の俳句　被災地を熱く語りし帰省の子　野田ゆたか。海の日の俳句　海の日や帰らぬ人の幾御霊　野田ゆたか。白南風の俳句　白南風や医は仁術といふドラマ　野田ゆたか。Hp管理人　野田ゆたか。