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宏一撮影／雪山

宏一撮影／三峰山・不動の滝(奈良)

選句は、作者別に絶対評価を行い各３句以内を抽出して
入会日順に掲示をしています。
出句者間の相対評価は行っていません。

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平成２４年１月　インターネット清月俳句会作品集　主宰　野田ゆたか。。寒鰤の俳句　大漁旗の俳句　寒鰤や伊根の舟屋の大漁旗　森戸しうじ。初暦の俳句　初暦知らぬひと日の始りぬ　森戸しうじ。日脚伸ぶの俳句　日脚伸ぶ帰宅のペダル軽くなり　木村宏一。初御空の俳句　初御空赤城颪のありにけり　木村宏一。氷柱の俳句　滝氷柱不動聖地を華やかに　木村宏一。どんどの俳句　竹音の村に弾けてどんど焼　湯沢正枝。蝋梅の俳句　記念にと植ゑし臘梅かをりけり　湯沢正枝。寒に入るの俳句　手ずくりの麺滑らかに寒に入る　湯沢正枝。春を待つの俳句　独り身の一日長し春を待つ　駒田暉風。雪の俳句　降る雪になお華やぐ花舗灯火　酒井牧人。寒に入るの俳句　木仏の顔の干割るや寒の入り　酒井牧人。紙漉きの俳句　紙漉女水のつぶやき聞くやうに　石崎そうびん。初景色の俳句　伊吹嶺へひと刷毛の雲初景色　石崎そうびん。綿虫の俳句　綿虫や黒服の列長々と　石崎そうびん。布団の俳句　一歩ずつ慎重に布団降ろしけり　石川順一。小寒の俳句　小寒の日に行き違ふ親子かな　石川順一。冴ゆるの俳句　冴ゆる夜や絆を遠く思ひけり　橋本幹夫。楪の俳句　楪や我が生涯に愛一つ　橋本幹夫。雪仏の俳句　典ちやんは山形美人雪仏　橋本幹夫。淑気の俳句　朱の鳥居杜へひとすぢ淑気満つ　金城博之。銭洗うの俳句　蝦蟇口も替へて今年の銭洗ふ　金城博之。乗初の俳句　乗初の江ノ電凪の光る駅　金城博之。餅花の俳句　繁昌亭寄席の餅花はなやぎて　池下よし子。十日戎の俳句　疾走や十日戎の福男　池下よし子。寒鴉の俳句　ごみ出しの朝の攻防寒鴉　池下よし子。風邪の俳句　風邪の床日中の音のさまざまに　山口美琴。葉牡丹の俳句　寄植のミニ葉牡丹の競ひ合ふ　山口美琴。ななくさの俳句　七種や子らには玉子閉ぢとする　山口美琴。冬晴れの俳句　冬晴や長き裾野の八ヶ岳　足立山渓。葱の俳句　採りたての葱をどさりと一輪車　足立山渓。冬耕の俳句　冬耕の妻へ手渡す魔法瓶　足立山渓。富士の雪の俳句　富士の雪どうだとばかり聳え立ち　志村万香。冬景色の俳句　幽玄の天から落つる冬景色　志村万香。除夜の鐘の俳句　除夜の鐘億光年の星空へ　清水恵山。鏡餅の俳句　通し土間古りし竈に鏡餅　清水恵山。春隣の俳句　嬰児の片言増えて春隣　清水恵山。大寒の俳句　大寒や病院の朝混み合へり　筒井省司。屠蘇の俳句　老い二人襟を正して屠蘇祝う　筒井省司。初日の出の俳句　幾千の屋根を染上げ初日の出　三村長閑。日脚伸ぶの俳句　公園に子等の歓声日脚伸ぶ　三村長閑。水仙の俳句　海風に白水仙の波立てり　三村長閑。日脚伸ぶの俳句　長居する小屋根のすずめ日脚伸ぶ　川村文香。七日粥の俳句　種の名を指折り数へ七日粥　川村文香。福寿草の俳句　日だまりと言う閑けさや福寿草　川村文香。三寒の俳句　三寒に続く三寒来ることも　野田ゆたか。寒の月の俳句　高々と虚空拡げて寒の月　野田ゆたか。春隣の俳句　春隣生駒の端山動き初む　野田ゆたか。Hp管理人　野田ゆたか。