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      立春の風まだ尖る御堂筋 長嶺 勇

      御堂筋銀杏並木に春時雨

   公魚の釣られて綺羅と日を返す
 
 
     年毎に程なく終へる節分会 森戸しうじ

    端座して酒を飲むべし春の宵

      還暦や間近に迫る春一番
 
 
     下萌の支へる塔の五重かな 野田ゆたか

  春風邪を引いて誰にも会はぬ日に
 
    白魚はをどり食ひにと川漁師
選句は、作者別に絶対評価を行い各3句以内を抽出して
入会日順に掲示をしています。
出句者間の相対評価は行っていません。
平成16年2月 インターネット清月俳句会作品集 主宰 野田ゆたか。立春の俳句 立春の風まだ尖る御堂筋 長嶺 勇。春時雨の俳句 御堂筋銀杏並木に春時雨 長嶺 勇。公魚の俳句 公魚の釣られて綺羅と日を返す 長嶺 勇。節分の俳句 年毎に程なく終へる節分会 森戸しうじ。春の宵の俳句 端座して酒を飲むべし春の宵 森戸しうじ。春一番の俳句 還暦や間近に迫る春一番 森戸しうじ。下萌えの俳句 下萌の支へる塔の五重かな 野田ゆたか。白魚の俳句 白魚はをどり食ひにと川漁師 野田ゆたか。春の風邪の俳句 春風邪を引いて誰にも会はぬ日に 野田ゆたか。