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      芦原の風運びくる海潮音 大西ひろし

    小望月皎々として野に満てり

    薮蘭を吹く風低くむらさきに
 
 
     谺してやや間のありて威銃 長嶺 勇

   背の丸くなりたる母のもと帰省

  かなかなの頻に鳴きて昏れなずむ
 
 
   優勝へマジック減らし夜々の月 野田ゆたか

     露けしや小町作なる地蔵尊

   奈良坂のここに始まる曼珠沙華
選句は、作者別に絶対評価を行い各3句以内を抽出して
入会日順に掲示をしています。
出句者間の相対評価は行っていません。
平成15年9月 インターネット清月俳句会作品集 主宰 野田ゆたか。芦原の俳句 芦原の風運びくる海潮音 大西ひろし。小望月の俳句 小望月皎々として野に満てり 大西ひろし。薮蘭の俳句 薮蘭を吹く風低くむらさきに 大西ひろし。威銃の俳句 こだましてやや間のありて威銃 長嶺 勇。帰省の俳句 背の丸くなりたる母のもと帰省 長嶺 勇。かなかなの俳句 かなかなの頻に鳴きて昏れなずむ 長嶺 勇。夜々の月の俳句 優勝へマジック減らし夜々の月 野田ゆたか。露けしの俳句 露けしや小町作なる地蔵尊 野田ゆたか。曼珠沙華の俳句 奈良坂のここに始まる曼珠沙華 野田ゆたか。Hp管理人 野田ゆたか。
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