12-a-07
[季節] 仲冬を主に三冬(12月を主に11月から1月)時候季題
[季題] 冷たし(つめたし)
[副題] 底冷(そこびえ) 冷え(ひえ)
「寒さ」よりやや感覚的な言葉で皮膚に直接感じる冷たさをいう。
「底冷」は身体の真底まで冷える寒さをいう。
京都・奈良など盆地の底冷は一入である。
冷たしの俳句 清月俳句歳時記12月の時候俳句のページです。編者野田ゆたかは、平成22年1月現在、ホトトギスに投句して仰ぐとともにインターネット俳句「清月」を主宰しています。冷たしの俳句 清月俳句歳時記/野田ゆたか遍のページです。例句は原則として文語旧仮名遣いで詠まれた有季定型の伝統的俳句を取り上げています。清月俳句会の歳時記 August haiku a glossary of seasonal words for haiku poets noda yutaka/[季節] 仲冬を主に三冬(12月を主に11月から1月)時候季題 [季題] 冷たし(つめたし) [副題] 底冷(そこびえ)▼副題『底冷』の例句へ 「寒さ」よりやや感覚的な言葉で皮膚に直接感じる冷たさをいう。「底冷」は身体の真底まで冷える寒さをいう。 京都・奈良など盆地の底冷は一入である。/冷たしの俳句 登りみて暗く冷めたき城櫓 舘野翔鶴 /冷えの俳句 龍眼に射抜かれ募る堂の冷え 西村舟津 /冷たの俳句 五大堂触れて冷たき翁の碑 姉歯義ひろ /冷たきの俳句 回廊の足裏冷たき永平寺 池下よし子 /冷たくの俳句 仏足石撫でて冷たく大きかり 土井木賊 /冷ゆるの俳句 賛美歌の流るる弥撤の堂冷ゆる 松山寿美 /冷たしの俳句 血判の遺書の冷たく展べられて 水野恵以