11-f-01
[季節] 初冬(11月) 動物季題
[季題] 大綿(おほわた/おおわた)
[副題] 綿虫(わたむし) 雪蛍(ゆきぼたる)
アブラムシ科のうちの綿油虫類の総称。
白い綿のような分泌物をつけて弱々しく飛ぶ。
初冬のどんよりと曇った日などに道路や家の軒下などをふわーと静かに飛ぶ白い小虫を云い都会でも見かけることがある。
体長は2mmほどで綿のような分泌物を身につけているので綿虫とも云われる。
北国ではこの虫が飛ぶと雪が近いということから雪蛍の俗称がある。
大綿の俳句 清月俳句歳時記/野田ゆたか遍のページです。例句は、インターネット俳句清月俳句会の投句及び廃刊俳誌「引鶴」の雑詠句或いは芭蕉俳句などから抽出しています。例句は原則として文語旧仮名遣いの有季定型俳句を取り上げています。清月の所在地 大阪府枚方市[季節] 初冬(11月)動物季題[季題] 大綿(おほわた/おおわた) [副題] 綿虫(わたむし)▼副題の『綿虫』の例句ページへ リンクアブラムシ科のうちの綿油虫類の総称。白い綿のような分泌物をつけて弱々しく飛ぶ。初冬のどんよりと曇った日などに道路や家の軒下などをふわーと静かに飛ぶ白い小虫を云い都会でも見かけることがある。 体長は2mmほどで綿のような分泌物を身につけているので綿虫とも云われる。 北国ではこの虫が飛ぶと雪が近いということから雪蛍の俗称がある。/大綿の俳句 風やみて寺に大綿飛ぶ日和 西ア佐知/大綿の俳句 技の無きやうで大綿掌を躱す 門田窓城/大綿の俳句 大綿や日の射すところ白の舞ふ 高橋泉也/大綿の俳句 大綿の彷徨ひながら溶けにけり 清水恵山/大綿の俳句 大綿のまたたくうちに見失ふ 小林圭子/大綿の俳句 大綿や弾痕しるき多宝塔 佐藤美和子/大綿の俳句 大綿の空にまぎれし光かな 野田ゆたか