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[季節] 初冬を主に三冬(11月を主に11月から1月)天文季題

[季題] 冬日和(ふゆびより)

[副題] 冬晴(ふゆばれ) 冬麗(とうれい/ふゆうらら)
 
 
    副題『冬晴』の例句へ 副題『冬麗』の例句へ 
 
 
 冬の晴れわたった穏やかな日和をいう。
 
 冬でも日差しが眩しく太平洋側では晴れの日が続くことが多い。
 
 「小春日和」は初冬の陽気だが「冬日和」はもっと冬が本格化してからのことをいう。
 
 寒い冬の中での暖かい冬日和の1日は心身ともに気もなごむ。
 
 
雪晴(深雪晴)・寒晴(寒日和)」は別題となる。
 
   雪晴(晩冬を主に三冬・1月を主に11月から1月)へ
 
   寒晴(晩冬・1月)へ
 
 
 

 

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冬日和の俳句 清月俳句歳時記 俳句のページです。例句は、インターネット俳句清月俳句会の投句及び廃刊俳誌「引鶴」の雑詠句或いは芭蕉俳句などから抽出しています。有季定型俳句 伝統俳句の歳時記のページです。編者野田ゆたかは、平成27年1月現在、インターネット俳句「清月」を主宰しています。例句は、松尾芭蕉を除き現在活動中の作家の俳句から抽出しています。冬日和の俳句 清月俳句歳時記/野田ゆたか遍のページです。例句は原則として文語旧仮名遣いで詠まれた有季定型の伝統的俳句を取り上げています。編纂者 野田ゆたかは清月庵主です。noda seigetu[季節] 初冬を主に三冬(11月を主に11月から1月)天文季題[季題] 冬日和(ふゆびより)[副題] 冬晴(ふゆばれ) 冬麗(とうれい/ふゆうらら)▼副題『冬晴』の例句へ ▼副題『冬麗』の例句へ冬の晴れわたった穏やかな日和をいう。冬でも日差しが眩しく太平洋側では晴れの日が続くことが多い。「小春日和」は初冬の陽気だが「冬日和」はもっと冬が本格化してからのことをいう。寒い冬の中での暖かい冬日和の1日は心身ともに気もなごむ。<例句>冬日和の俳句 禅林の石の影濃き冬日和 村上唯志/冬日和の俳句 橋桁に水陽炎や冬日和 西川寿賀子/冬日和の俳句 古都日和冬遠ざけてをりにけり 西ア佐知/冬日和の俳句 ま直なる有珠の煙や冬日和 池田幸恵/冬日和の俳句 刺網を繕ふ漁師冬日和 戸本文雄/冬日和の俳句 稜線のくっきり浮かぶ冬日和 加藤美津子/冬日和の俳句 植木屋の鋏の機嫌冬日和 本郷智子/冬日和の俳句 冬日和水平線は弧を描く 久保田昌子/冬日和の俳句 東塔の水煙透ける冬日和 松宮育子/冬日和の俳句 ケータイに追越されゐる冬日和 辻本和子/冬日和の俳句 冬日和猿も出迎ふ小豆島 前田甲山/冬日和の俳句 冬日和姉妹仲良く一輪車 奥野品子/冬日和の俳句 野水車のくるりくるりと冬日和 堀江桃雀/冬日和の俳句 一対の想観の砂冬日和 水野惠以/冬日和の俳句 冬日和丸太造りの四阿に 佐藤美和子/冬日和の俳句 お世辞言ふ余裕の出づる冬日和 川崎孝二/冬日和の俳句 八陣の庭の砂紋に冬日和 竹中三津子/冬日和の俳句 猿山に新しきボス冬日和 橋本幹夫/冬日和の俳句 冬日和波の忘れし虚貝 中山泰山/冬日和の俳句 縁側に棋譜広げをり冬日和 石崎そうびん/冬日和の俳句 呼ぶ鳩に応ふる鳩や冬日和 坂ロ淳一郎/冬日和の俳句 山あいに湯煙あがる冬日和 清水恵山/冬日和の俳句 腰かける石の温もり冬日和 瀬尾睦夫/冬日和の俳句 冬日和水平線の円弧かな 高橋泉也/冬日和の俳句 冬日和笑ふ羅漢の目のやさし 阿形公枝/冬日和の俳句 独り居の吾が身に余る冬日和 駒田暉風/冬日和の俳句 冬日和底まで見ゆる山の湖 辻多津子/冬日和の俳句 和やかな記念の句会冬日和 能口和子/冬日和の俳句 境内に砂利踏む音や冬日和 野田ゆたか/「雪晴(深雪晴)・寒晴(寒日和)」は別題となる。