11-a-07b
[季節] 初冬(11月7日ころ) 時候季題
===== このページは例句のみを掲出しています。=====
「立冬」の副題『今朝の冬』の例句のページです。
「今朝の冬」は立冬の日の朝を云う。
今朝の冬の俳句 清月俳句歳時記時候俳句11月の俳句ページです。例句は、インターネット俳句清月俳句会の投句及び廃刊俳誌「引鶴」の雑詠句或いは芭蕉俳句などから抽出しています。編者野田ゆたかは、平成22年1月現在、ホトトギス及び未央で指導を仰ぐとともにインターネット俳句「清月」を主宰しています。 [季節] 初冬(11月) 時候季題 [季題] 冬めく(ふゆめく) [副題] なし。 はっきりと冬景色が整ったというわけではないが、居宅の内外、町の様子、身辺など万象いかにも冬らしくなってきた感じをいう。 また雲の形や動き、山野の草木の姿などが冬を兆している様子をいう。 冬めくの俳句 晴れゐても冬めく風のありにけり 西崎佐知 冬めくの俳句 斧入れぬ樹林の幽姿冬めきぬ 松山寿美 冬めくの俳句 行き違ふ人の粧ひ冬めきぬ 阿形公枝 冬めくの俳句 朱雀門寂びゆく宮趾冬めける 村上唯志 冬めくの俳句 雲低しどんよりとして冬めきぬ 前田甲山 冬めくの俳句 断崖の礁に一鵜冬めける 吉井竹志 冬めくの俳句 冬めくや木守れるもののみな落ちて 野田ゆたか