11-a-07
[季節] 初冬(11月7日ころ) 時候季題
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[季題] 立冬(りつとう/りっとう)
[副題] 冬立つ(ふゆたつ) 冬に入る(ふゆにいる)
冬来る(ふゆきたる) 今朝の冬(けさのふゆ)
二十四節気の一つ。旧暦10月亥(い)の月正節で、11月7日ごろにあたる。これから冬に入るという冬の初めての節。
この時季は日の光も一段と弱まり日脚も目立って短くなって厳しい季節を迎えるという緊張感が感じられるようになる。
立冬の俳句 清月俳句歳時記時候俳句11月の俳句ページです。例句は、インターネット俳句清月俳句会の投句及び廃刊俳誌「引鶴」の雑詠句或いは芭蕉俳句などから抽出しています。編者野田ゆたかは、平成22年1月現在、ホトトギス及び未央で指導を仰ぐとともにインターネット俳句「清月」を主宰しています。 [季節] 初冬(11月7日ころ) 時候季題 [季題] 立冬(りつとう/りっとう) [副題] 冬立つ(ふゆたつ) 冬に入る(ふゆにいる) 冬来る(ふゆきたる/ふゆくる) 今朝の冬(けさのふゆ) 二十四節気の一つ。旧暦10月亥(い)の月正節で、新暦11月7日ごろにあたる。 これから冬に入る初めの節で、この頃は日の光も一段と弱まり、日脚も目立って短くなって厳しい季節を迎えるという緊張感が感じられるようになる。 「今朝の冬」は立冬の日の朝を云います。/立冬の俳句 立冬や蝦夷を襲ひし火竜巻 和泉清一/立冬の俳句 立冬や指先にある季の移り 林雄次郎/立冬の俳句 立冬の風に鏡湖騒立ちぬ 貫野 浩/立冬の俳句 青空に白雲ふわと冬立つ日 中橋京子/立冬の俳句 立冬の明けの御空に星あかり 本田敏子/立冬の俳句 立冬や気魄をこめて茶を点つる 東 嘉子/立冬の俳句 立冬の湖に川鵜の陣なせる 橋本照子/立冬の俳句 立冬や晴れて眞中の天守閣 栗林清瑶/立冬の俳句 可動橋静かに跳ねて冬立てり 岩井純子/立冬の俳句 立冬や誰もが黙し検査待つ 山口美琴/立冬の俳句 立冬の雨降り止まぬ嵐山 橋本幹夫/冬立つの俳句 平凡な生き方のまま冬立ちぬ 清水恵山/立冬の俳句 立冬の遠山影を深くせり 池下よし子/立冬の俳句 ネオン文字一画欠けて冬に入る 高橋泉也/立冬の俳句 立冬や朝刊くばるバイク音 吉岡英子/冬立つの俳句 冬立ちて花園の手当済ませけり 森本順子/立冬の俳句 立冬の気配すらなき陽気かな 大場比奈子/冬立つの俳句 電線に雀一列冬立つ日 辻本和子/立冬の俳句 立冬の尖りて速き波頭 野田ゆたか