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[季節] 晩秋を主に三秋(10月を主に8月から10月)地理季題
===== このページは例句のみを掲出しています。=====
「秋の山」の副題『山粧う』の例句のページです。
晩秋の山が黄葉や紅葉で美しく彩られた様子を表現した言葉。
山が錦で覆われ明るく華やかな表情は山が化粧したようにも見える。
中国の林泉高致の画論に次のような言葉があり春夏秋冬の各俳句季語が生まれている。
春山淡冶にして笑うが如く→山笑う(春)
夏山蒼翠として滴たるが如し→山滴る(夏)
秋山明浄にして粧うが如く→山粧う(秋)
冬山惨淡として睡(ねむ)るが如し→山眠る(冬)
山粧うの俳句 清月歳時記/野田ゆたか遍 haiku noda yutaka saijiki 例句は、インターネット俳句清月俳句会の投句及び廃刊俳誌「引鶴」の雑詠句或いは芭蕉俳句などから抽出しています。京都清月庵 木津川市 大阪清月庵 枚方市 有季定型俳句 伝統俳句の歳時記のページです。編者野田ゆたかは、インターネット俳句「清月」を主宰しています。[季節] 晩秋を主に三秋(10月を主に8月から10月)地理季題このページは例句のみを掲出しています。「秋の山」の副題『山粧う』の例句のページです。季題の『秋の山』のページへ リンク<例句>/山粧うの俳句 吊橋のつなぐ山々粧ひぬ 西ア佐知/山粧うの俳句 遠望む借景の山粧へり 山本とも江/山粧うの俳句 対峙する背山前山粧ひそむ 西村舟津/山粧うの俳句 装える箕面の山の真正面 池下よし子/山粧うの俳句 天の青輝り浴びて山粧う 酒井牧人/山粧うの俳句 山粧ふあまたの錦重ね着て 野田ゆたか/山粧うの俳句 山粧ふ遍路ころがしてふ山も 渡邉春生<例句>山粧うの俳句 牧なべて閉され阿蘇の山粧ふ 村上唯志