09-g-21
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[季節] 仲秋(9月)         植物季題

[季題] 木犀(もくせい)

[副題] 金木犀(きんもくせい)
 
    銀木犀(ぎんもくせい)
 
 
        副題『金木犀』の例句へ
 
 
 中国原産の常緑小高木でよく庭園に植えられる。
 
 仲秋のころ葉腋に独特の香りの高い小花を多数つける。
 
 橙色の花を開くのが金木犀で白いものは銀木犀という。
 
 高さ3〜6メートル時には10メートルに達する。
 
 枝が多く葉が密に茂る。
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木犀の俳句 清月俳句歳時記/野田ゆたか編 植物の俳句仲秋(9月)のページです。例句は、インターネット俳句清月俳句会の投句及び廃刊俳誌「引鶴」の雑詠句或いは芭蕉俳句などから抽出しています。京都清月庵 木津川市 大阪清月庵 枚方市 有季定型俳句 伝統俳句の歳時記のページです。編者野田ゆたかは、平成24年1月現在、ホトトギスに出句して指導を仰ぐとともにインターネット俳句「清月」を主宰しています。[季節] 仲秋(9月)植物季題[季題] 木犀(もくせい)[副題] 金木犀(きんもくせい) 銀木犀(ぎんもくせい)▼副題『金木犀』の例句ページへ リンク 中国原産の常緑小高木でよく庭園に植えられる。仲秋のころ葉腋に独特の香りの高い小花を多数つける。 橙色の花を開くのが金木犀、白いものは銀木犀という。高さ3〜6メートル、時には10メートルに達する。枝が多く、葉が密に茂る。▼金銀木犀の俳句 金銀の木犀つなぐ屋敷町 西ア佐知▼木犀の香の俳句 面上げて木犀の香のさらに濃し 松山寿美▼木犀の俳句 木犀を一人じめして朝の庭 八島厚子▼木犀の俳句 木犀の香に包まるる朝かな 橋本幸子▼木犀の俳句 信号待ちしばし木犀香に和む 橘川 重▼もくせいの俳句 木犀の散り敷く庭は掃かず置く 松宮育子▼木犀の香の俳句 木犀の香り漂ふ闇深し 前川嘉風▼木犀の俳句 金銀の木犀今に武家屋敷 山口丘刀▼木犀の俳句 木犀の散りつぎやまぬ日なりけり 辻多津子▼木犀の俳句 木犀の香の匂ひ来る道の駅 杉山春萌▼木犀の俳句 振返り木犀の香を確かめぬ 鈴木かね▼もくせいの俳句 蔵並ぶ町に木犀匂ひ濃し 加藤哲夫▼木犀の俳句 濃ゆき香が誘ふ木犀大樹かな 森本順子▼木犀の俳句 近づいて木犀の香を吸ひにけり 加藤美津子▼木犀の俳句 木犀の香に干し連ね濯ぎもの 岩井純子▼木犀の俳句 木犀や風の流れを知らせたる 久保田昌子▼木犀の香の俳句 木犀の香の運び来る風やさし 川島踊子▼木犀の俳句 木犀の香りを入れて厨ごと 川村文香▼木犀の俳句 木犀の香り深めし夜の静寂 野田ゆたか